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シャープ、イヤホン型補聴器を離島で啓発活動。東京・青ヶ島村で早期装用促す

マイナビニュース / 2024年8月30日 16時15分

画像提供:マイナビニュース

シャープは、耳穴型補聴器「メディカルリスニングプラグ」を活用した補聴器の啓発活動を、8月30日から東京・青ヶ島村で共同実施する。村の在住者で聞こえづらさを感じている人に貸し出し、約3カ月間使ってもらって同製品の有用性を確認。早期装用を促していく。

青ヶ島村は東京都の島しょ部に属し、人口160人と日本最小の自治体(2024年6月30日時点)。一般的に補聴器を効果的に使うには、専門知識を持つ有資格者がユーザーの聞こえ具合に合わせて調整することが重要で、対面で複数回の調整を行う必要もある。しかし青ヶ島村を含め、補聴器販売店や耳鼻科医院がない島しょ部では、必要なときにすぐに調整やサポートを受けるのが困難だった。

そこでシャープは、遠隔で聞こえ具合の調整ができる耳穴型補聴器のメディカルリスニングプラグ(2021年発売)を活用し、早期装用を促す啓発活動を実施することで、青ヶ島村と合意。「メディカルリスニングプラグを活用した補聴器の早期装用啓発に関する協定」を8月20日に締結し、同月30日から活動をスタートした。

具体的には、青ヶ島村在住で聞こえづらさを感じており、補聴器貸出を希望する参加者を募り、40人程度に貸与。聞こえ具合の調整など、シャープのサポートを受けながら、約3カ月間使ってもらう。

メディカルリスニングプラグは、専門の有資格者がいる「COCORO LISTENINGサービスセンター」から、スマートフォンを介して遠隔で聞こえ具合の調整ができるのが特徴。この活動を通して、聞こえ具合の改善によるコミュニケーションの円滑化や生活の質の変化など、シャープの補聴器の装用効果を体感してもらいながらその有用性を確認し、早期装用を促していく。

なお、メディカルリスニングプラグはシャープのECサイト「COCORO STORE」などで軽度・中等度難聴者向けに販売しており、価格は99,800円(非課税)。管理医療機器の認証も取得済み(医療機器認証番号:303AFBZX00058000)。

通常の完全ワイヤレスイヤホンのように、手持ちのスマートフォンとBluetooth接続し、専用アプリから各種調整や設定が行え、フィッティングや聴力チェック、ビデオカウンセリングといった、ほとんどの操作がアプリ内で完結。ほかにも音楽を楽しんだり、ハンズフリー通話で使ったりすることもできる。
(庄司亮一)

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