日立ソリューションズ、海外スタートアップ連携に向けベンチャークライアントモデル導入

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日立ソリューションズは8月30日、シリコンバレーで実績あるスタートアップとのオープンイノベーション活動において、27pilots Deloitte GmbHが開発し、海外スタートアップ連携を強化するために欧米企業で導入が進む「ベンチャークライアントモデル」（以下、VCM）を導入したと発表した。
○ベンチャークライアントモデルとは

VCMは、世界有数のスタートアップの顧客になり、スタートアップの技術力、サービスなどを自社の収益向上、コスト削減などの戦略的利益のために活用することを再現性を持って実現する方法。

27pilots のCEOであるグレゴール・ギミー氏がBMW 在籍時に、BMW Startup Garage の取り組みを通して再現性のある形で定式化したのが起源とされている。

日本では27pilotsとデロイトトーマツベンチャーサポートが協業の上、2023年12月よりサービス提供を開始、同社のCOO木村将之氏が27pilots Japan Country Headを務めている。
○スタートアップとのグローバルな協創を加速

日立ソリューションズはVCMを活用し、これまでのシリコンバレーをベースとしたスタートアップとのオープンイノベーション活動を再評価し、戦略的アライアンスに関する業務プロセスや人財育成を高度化する。

より多くのスタートアップとの連携を実現することで、顧客が抱えている課題に最適なソリューションを提案し、協創を加速する。
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