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ファーウェイが健康とフィットネス技術の新ブランド「TruSense」をグローバル発表。これからのスマートウォッチはどう変わる?

マイナビニュース / 2024年8月31日 10時0分

○HUAWEI TruSenseシステムの6つの特徴

HUAWEI TruSenseシステムは、正確性、全面性、速さ、柔軟性、オープン性、拡張性という6つの特徴を備えます。

まず「正確性」においては、運動中にデバイスが動いてしまったり、肌の色の違い、腕の細さ、天気や標高の変化などがモニタリングに与える影響を克服。その課題を解決するために、センサー部分のハードウェアの改善を行いました。

その1つがウルトラセンシングモジュールの設計です。モジュールの光源を発する分布範囲を広げて均一化することで、モニタリングレベルをより高めることができました。

2つ目が、光源を多次元アルゴリズムモデルと組み合わせることで、測定結果の正確さを15% 以上向上。そして3つ目が超不透明ガラスの採用で、送信と受信の信号を不透明ガラスで効果的に分離することで、信号の品質を 20% 以上向上しています。

「この新しいモジュールを通して、私たちのモニタリング技術は業界をリードできるレベルに達しています」とリコ・ジャン氏。日常生活の血中酸素モニタリングにおいて、その誤差を2%以下に抑えることが可能になりました。

「全面性」では、全方位からのバイタルサインをモニタリングすることができ、健康システムを全面的にカバーしています。10分ごとにデータを採取し、このデータに基づいて人間の身体の今の状態やストレス値を感知することができます。

「速さ」については、複数のセンサーや複数のアルゴリズム、独自のOSなどにより、データ処理の時間を大幅に短縮。60秒でミニ健康診断を実施することができます。また「柔軟性」では、光学、電極などのプラットフォームの能力を融合させ、柔軟に組み合わせることで、睡眠、スポーツ、ヘルスケアなど複数の利用シーンに活用できます。

また「オープン性」では、301の病院の提携パートナーと共に、心臓健康研究を行っています。6年に渡って研究を行い、心臓疾患のひとつである心房細動の検査の研究、リスク、危険因子の研究などを実施。さらに150以上の研究機関と連携するなど、トータルで250の健康研究プロジェクトを実施しています。

そして「拡張性」では、センサー、シミュレーション、検査方法、理論などを常に進化させ続け、これに伴って「HUAWEI TruSenseの能力もどんどん拡張して成長していきたい」とリコ・ジャン氏は言います。

最後に、「HUAWEI TruSenseは人類のために新たに開発したシステムです。パワフルなモジュールで、人類の身体の未知の領域をどんどん探索していきたいと思います」と締め括りました。
○医療業界からも期待されるHUAWEI TruSenseシステム

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