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空気中のゴミの数まで見える化。フィルター自動掃除機能搭載のシャープの新加湿空気清浄機を体験

マイナビニュース / 2024年9月3日 11時0分

画像提供:マイナビニュース

シャープは9月3日、プラズマクラスター加湿空気清浄機の新モデル「KI-TX100」と「KI-TX75」を発表しました。

新製品は業界で初めて空気中の粒子の「数」まで表示。この情報をもとに、食品工場のクリーンルーム並みの空気環境を目指す運転を行います。発売日は9月12日、価格はオープンで市場推定価格はKI-TX100が148,000円前後、KI-TX75が98,000円前後です。

○業界で初めて「空気中にただよう粒子の数」をカウント

新製品はシャープの加湿空気清浄機のフラッグシップモデル。両製品ともに機能は同じですが、KI-TX100は適用床面積約23畳で最大風量10立方m/分、KI-TX75は適用床面積約18畳で最大風量7.5立方m/分と空気清浄能力に差があります。

新製品はさまざまな情報が表示できる「AIモニター」を搭載。なかでも特徴的なのが、空気中の汚れ(粒子)の数を表示する機能です。

いままでも「空気の汚れ」を表示できる空気清浄機はありましたが、これらは空気中の汚れの「濃度」を表示するものがほとんど。シャープによると、新製品のように空気中に浮遊する汚れの「数」を数値化できる空気清浄機は国内向けの家庭用製品としては業界初なのだそうです。

ちなみに、AIモニターが表示するのは空気1Lあたりの1μmサイズ粒子の数。空気中の粒子数を表示させることで、より直感的に空気の質がイメージしやすくなりました。

もうひとつの進化が、空気の質の判定レベルです。シャープのプレミアム空気清浄機は、以前からセンサーで空気の汚れを検知。空気が一定以上汚れていると判断すると、自動的に風量をアップさせて部屋の空気をキレイにしていました(自動運転時)。

従来製品は粒子数が約8,000個/Lレベル以上の汚れで運転モードを切り換えていましたが、新製品の「AI AUTO」運転では約800個/Lレベル以上で運転モードが切り替わります。つまり「空気が汚れている」と判断するレベルが従来の約10倍厳しくなり、かつ粒子数にあわせて運転をより細かく制御できるようになっているのです。

○面倒な加湿フィルターの掃除を少しだけ自動化

新製品のKI-TX100/TX75は加湿機能を搭載した空気清浄機です。そして加湿空気清浄機の最大の問題点といえるのが「加湿フィルターメンテナンスの面倒さ」ではないでしょうか? 加湿フィルターは常に水に浸っているいるため、定期的なお手入れをサボると雑菌が繁殖したり、汚れが付着してしまうのです。

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