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サラリーマンでもなれる「アッパーマス層」ってどんな階層? 保有資産や割合、到達するための方法を解説

マイナビニュース / 2024年9月2日 10時0分

画像提供:マイナビニュース

普通の人たちよりも少しリッチな人たちを指す「アッパーマス層」は、その上にある富裕層には届かないけれど、これからの頑張りによっては普通のサラリーマンでもたどり着ける可能性がある資産階層です。そこで、「アッパーマス層」とはどんな階層なのか、保有資産や割合、多い年代などを解説し、さらに「アッパーマス層」に入るための方法についてもお伝えします。

アッパーマス層とは

アッパーマス層とは、保有する資産に応じて5段階に階層分けした下から2番目の階層です。株式会社野村総合研究所が「純金融資産保有額」を基に推計した調査結果から、同社が定義づけしたものです。
<純金融資産保有額をもとにした5つの階層>

●超富裕層・・・5億円以上
●富裕層・・・1億円以上、5億円未満
●準富裕層・・・5,000万円以上、1億円未満
●アッパーマス層・・・3,000万円以上、5,000万円未満
●マス層・・・3,000万円未満

「純金融資産保有額」とは、預貯金、株式、債券、投資信託、一時払い生命保険や年金保険など、世帯として保有する金融資産の合計額から不動産購入に伴う借入(住宅ローン)などの負債を差し引いた金額です。土地や建物などの不動産は純金融資産には含みません。

アッパーマス層は、純金融資産を3,000万円以上、5,000万円未満保有している世帯となります。
アッパーマス層の割合

5段階に分けた階層の下から2番目がアッパーマス層ですが、アッパーマス層に該当する世帯はどのくらいあるのでしょうか。世帯数と割合をみてみましょう。
<5階層の世帯数と割合>

●超富裕層・・・9.0万世帯 (0.17%)
●富裕層・・・139.5万世帯 (2.58%)
●準富裕層・・・325.4万世帯 (6.01%)
●アッパーマス層・・・726.3万世帯 (13.4%)
●マス層・・・4213.2万世帯 (77.8%)

マス層が全体の約8割を占め、アッパーマス層は13.4%となっています。この2つの階層で9割以上を占め、5,000万円以上金融資産を保有している準富裕層以上は1割に満たないことがわかります。

アッパーマス層は、平均的な収入の世帯が次に目指す資産階層であり、割合からも実現できる可能性がある階層といえるでしょう。
アッパーマス層が多い年代は?

アッパーマス層になるには、純金融資産を3,000万円以上保有していることが条件となります。そこで、金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[総世帯](令和5年)」から、金融資産を3,000万円以上保有してる世帯の年代別の割合をみてみましょう。
<金融資産を3,000万円以上保有する世帯の年代別割合>

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