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【世帯年収2000万円以上】富裕層の旅行、年代が若いほど特定の座席やクラスなど「移動」を重視、上の世代は?

マイナビニュース / 2024年9月3日 9時36分

画像提供:マイナビニュース

デロイト トーマツはこのほど、「国内富裕層意識・購買行動調査」の結果を発表した。調査は2024年5月、世帯年収2,000万円以上の全国20歳~79歳の男女1,821人を対象にインターネットで行われた。
○高品質な生活意識と個別化された消費ニーズ

本調査では、生活や消費に関する価値観について質問している。生活に関する価値観においては、節約や貯蓄を重視する意向が高い国内消費者(以下、一般消費者)に比べ、国内富裕層(以下、富裕層)は「ウエルビーイングな生活を重視したい」「他より少し高価であっても上質なものを生活に取り入れたい」「人生の価値を高める特別な体験を重視したい」といった生活の質を高める意向が高く、より良い生活条件や幸福感を追求する意識が窺える。また、7割以上が「自分の好きなことに対しては支出をいとわない」「趣味や好きなことを深く極めたい」と回答しており、個人の興味を追求するために時間や資金を惜しまない傾向が窺える結果となった。

消費に関する価値観においては、世帯年収に係わらず7割が「自分が気に入ればブランドや評判は気にならない」、6割が「情報に踊らされることにうんざりしている」と回答しており、自分自身の好みや直感を重視するとともに、過剰な情報の流れに対して疲弊や不満を感じていることが示された。そのほか、生活に関する価値観同様に、一般消費者のコストパフォーマンスに関する意識は高く、半数以上が「何よりも値段やお得さを最優先したい」と回答している一方で、富裕層の6割が「自分にあう商品・サービスを提案してほしい」「自分向けにカスタマイズできる商品・サービスに魅力を感じる」「接客やサービスを受けるときのサポートの充実度を重視している」と回答しており、自分に最適な商品やサービスを求め、その選択と購入過程での充実したサポートを重要視していることが示される結果となった。

富裕層のライフスタイルを把握するために保有資産や時間の使い方についても質問している。保有資産においては、本調査における富裕層の約6割が「自宅一戸建て・マンション」を保有しており、半数が「株式」を保有している。20代の若年層であっても約40%が自宅不動産を保有し、25%が株式を保有していると回答している。一方、「仮想通貨」や「NFT」といったデジタル関連資産の保有率は1割程度に留まるが、30~40代を中心に年代が若いほど保有率が高い傾向にある。

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