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【世帯年収2000万円以上】富裕層の旅行、年代が若いほど特定の座席やクラスなど「移動」を重視、上の世代は?

マイナビニュース / 2024年9月3日 9時36分

一日の時間の使い方について、富裕層と一般消費者を比較すると、世帯年収が高いほど、休日でも仕事に時間を費やすことが多く、休日以外でも特に男性は睡眠時間以上に仕事の割合が高い傾向にある。また、富裕層は家族と過ごす時間の割合が高く、特に休日においては40~50代の働き世代や、女性よりも男性で家族と過ごす時間の割合が高い。

○店舗での商品購入時には品質や個人の好みを重視する一方、経済的要因も考慮

商品購入時の利用チャネルについては、富裕層においても店舗中心の購買傾向である。中でも日常的な消費である「食料品(生鮮/加工食品・惣菜)」は8割、「飲料(清涼飲料水)」は7割が「店舗で購入する」と回答している。しかし、一般消費者と比較すると、高級ブランド・宝飾・時計などの「ラグジュアリー品」以外の商品カテゴリでは「(併用含め)ECで購入する」と回答した割合が高く、特に「飲料(清涼飲料・アルコール)」や「日用品」では一般消費者に比べ1割以上EC利用率が高いことが示された。

商品カテゴリ別の「店舗で商品・サービスを購入・予約する際に重視していること」の要因の上位を比較すると、富裕層はより「味」「鮮度」「機能性」「利便性」といった品質や「デザイン」「ブランド・メーカー」といった個人の好みを重視する傾向が窺える。しかし「食料品」「飲料」「外食」以外の商品カテゴリについては、回答割合に差はあるものの一般消費者同様に「価格」や「コストパフォーマンス」が最上位となっており、経済的価値が重視されている。消費意欲が活発な富裕層においても、価格と価値のバランスを意識した消費・購買行動が窺える結果となった。

○富裕層向けサービスに関して高い満足度と継続的な関心

富裕層向けのコンシューマー関連サービスの利用実態についても質問した。多くのサービスにおいて、一度でも利用したことがあると回答した割合は3割を超えたほか、利用者の6割以上が満足していると回答している。

最も利用率と満足度が共に高いのは、ラウンジサービス、次に満足度が高いのは、「予約困難なホテルやレストランの確保」「コンサートやイベントの先行予約・優先予約」といった、希少性の高いものであり、「機会があれば継続したい・利用してみたい」という潜在顧客も3割存在することがわかった。ラウンジサービスの次に利用率が高い「百貨店外商」は、約3割が継続利用をしており、利用者の1割以上は「ほぼ毎日」何らかの形でコミュニケーションを取っていると回答している。しかしコミュニケーションの頻度については、百貨店外商利用者全体で2割が「現在の頻度は多い」と感じている。

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