グレンモーレンジィとフラワーアーティスト・東 信のコラボ第2弾、テーマはスコットランドの「森羅万象」

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スコッチウイスキーのグレンモーレンジィが、世界で活躍するフラワーアーティスト、東 信氏との2回目となるコラボレーションを発表。スコットランドの生態系を思わせるウイスキーと、その味わいを表現した作品「森羅万象」をボトルにデザインした「グレンモーレンジィ 23年 by Azuma Makoto」を、9月4日より順次発売する。

本商品は、東氏がグレンモーレンジィ蒸留所を訪れた際にインスピレーションを受けたという森の生態系の美しさを「森羅万象」というテーマで表現したもの。深みや複雑味の観点から厳選した原酒を使い、まるで美しい生態系のようなウイスキーに仕上げた。

使用したのはバーボンカスクで長期熟成させたレモンバルサムと、蘭の強いアロマを感じさせるクラシックなグレンモーレンジィのウイスキー。そのシングルモルトをブルゴーニュ・ムルソー地区で生産された、シャルドネ種の白ワイン樽で仕上げたウイスキーとブレンドした。この工程により、雨で湿った苔や燃えるようなオーク、林床の土といった自然界を彷彿とさせる香りと、繊細な花のトップノートが折り重なる味わいを生み出している。

本商品の味わいから発想を得たという東氏の作品は、スコットランドをはじめとする世界中から集めた蘭、バラ、野花、木の皮や根、苔を採用。巧みに植物を組み合わせ、ウイスキーの重層的な深みを反映した作品を完成させた。

限定ボトルは「森羅万象」と題された円筒形のギフトボックスに収められており、左右の銅色のピンを外して開封すると木製の台座に支えられたボトルが現れる。
○グレンモーレンジィ 23年 by Azuma Makoto

価格：20万200円
容量：700ml
度数：46度(ノンチルフィルタード)
熟成樽：バーボン樽8年、白ワイン樽(ブルゴーニュ・ムルソー地区シャルドネ)15年

【テイスティングノート】
色：深い銅色
香り：豊かで芳醇、刺激的で香り高い。桃やパイナップル、スモモやプラムのシロップが鮮烈に弾け、あとから燃えるオークの樹皮、煎った栗、天然酵母パンの焼けるような香ばしい香りと、かすかに林床を思わせる香りが続く。加水するとハーブや花を思わせるニュアンス、かすかにお香やかぐわしい蘭の花、ブドウやワインの香味も感じられる。
味わい：リッチで甘くフルーティ。ワクシーな口当たり。レモンバルサムや蜜蝋、ココアパウダーをまぶした洋梨のシロップ煮、あとからおだやかにウッディかつうま味のある味わいが追いかけてくる。
余韻：ユーカリオイル、レモン、トーストしたオークを思わせる長くメロウな余韻。
（岩木華子）