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Galaxy Z Flip6 レビュー - AIとカメラの性能向上で「折りたたみ」の真価を発揮!

マイナビニュース / 2024年9月6日 17時11分

今後、各社が端末へのAI搭載を重視してくることになると、AI処理性能の高いハイエンド端末が有利になりそうです。
Galaxy AIが新たな使い勝手を実現

ソフトウェア面では、Galaxy AIを搭載した点が最大の特徴です。Galaxy AIは、Samsung独自のAI機能をまとめたもので、オンデバイスとクラウドの処理を組み合わせることで、スピードと機能のバランスを取ってサービスが提供できるようになっています。

オンデバイス処理に限定すれば、プライバシーを担保した状態でAI処理ができます。その代わり、一部の高性能なAI処理は使えなくなる、という形です。こうしたハイブリッドを選択できる点は好感が持てます。

搭載されているのは、通話アシスト、通訳、ノートアシスト、文字起こしアシスト、スケッチアシストなど10種類。これらの機能は同時発売のZ Fold6だけでなく、既存のZ Flip5やGalaxy S24などの端末でも利用できます。

そのため、Z Flip6独自機能というわけではないのですが、例えばレコーダーアプリで録音した音声の文字起こしをする場合、旧機種よりも新機種の方が処理時間は短く済むなど、最新のハイエンド機種の方が快適に使えます。

なお、Galaxy AIの機能については、前述のZ Fold6のレビューで詳しく紹介しています。そちらもあわせてチェックしてください。
Z Fold6と同等のハイエンドカメラを搭載

Z Flip5までのZ Flipシリーズが搭載するカメラは、Z Foldシリーズよりも性能の劣るものになっていました、それがZ Flip6が搭載するは、Z Fold6と同等の性能に引き上げられ、レンズも刷新されています。結果として、Z Flip5のメインカメラに比べると、確かにZ Flip6は画質が改善されているようです。

Z Flipシリーズは、途中まで折りたたんだ状態で自立するため、三脚を使わずに本体を固定して撮影できるというメリットがあります。折りたたみスマートフォンの大きな特徴の1つで、カメラを重視するユーザーにとっては撮影の幅が広がります。

メインカメラの下にあるカバーディスプレイをファインダーとして使えば、インカメラではなく高画質なメインカメラで自撮りができる、折りたたみスマートフォンならではの撮り方もできます。

このあたり、すでに6世代目として完成されてきた感がありますが、画質面でもハイエンドにふさわしいカメラとなって、より使い勝手がよくなりました。

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