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日産と大阪ガス、カーボンニュートラル社会の実現に向けたEV活用の協業を開始

マイナビニュース / 2024年9月10日 16時30分

画像提供:マイナビニュース

日産自動車と大阪ガスは、カーボンニュートラル社会の実現に向け、電気自動車(EV)を活用した電力ビジネス分野で協業を開始する。
○どんな取り組み?

日産はEVのパイオニアであり、環境問題や社会課題、そして変化するユーザーのニーズに対応し、よりクリーンで安全、誰もが共生できる社会の実現を目指している。

大阪ガスは、再生可能エネルギー(再エネ)の開発や電力トレーデイング、エネルギーマネジメントの知見を有しており、2社の協業により一般家庭向け小売電気事業および EV充電電力の再エネ利用を進めていく予定だ。
○(1)一般家庭向け小売電気事業における協業

日産自動車の連結子会社である日産トレーデイングが、日産の販売会社を通じて一般家庭を対象とした「日産でんき」の販売を開始。販売する電力は、FIT発電所由来のFIT非化石証書を付すことで、実質的に再生可能エネルギー100%(実質再エネ100%)としてユーザーへ提供する。

大阪ガスは日産トレーデイングに対し電力の卸供給をするとともに、電力需給バランスの確保に向けた需給管理業務を行う。

なお「日産でんき」の販売は2024年12月より日産自動車の一部販売会社において開始し、取り扱い販売会社および販売エリアを順次拡大する予定だ。

○(2)EV充電電力の再エネ利用における協業

日産は同社のEV利用者向け充電サービス「日産ゼロ・エミッションサポートプログラム3」(ZESP3)の加入者が日産の販売店舗における急速充電を行う際の電力(充電電力)について、2023年9月より実質再エネ100%としてZESP3会員に提供している。

今後、2024年度中を目標に、Daigasグループが保有するFIT発電所由来の環境価値を、全国の日産の販売会社約115社(全国約2,000店舗)におけるZESP3の充電電力に適用する。

日産は、「人々の生活を豊かに。イノベーションをドライブし続ける」というコーポレートパーパスのもと、革新的な技術を活用してユーザーに新しい価値を届けている。

カーボンニュートラルの実現に向け、他社に先駆けて量販型EVを市場に投入。さまざまなユーザーに向けてEVのラインアップをそろえ、EVの活用による社会の変革、地域課題の解決も推進している。「日産でんき」の販売は、こういった取り組みをユーザーと共に推進していく活動となる。

Daigasグループは2050年のカーボンニュートラルの実現に向け、2030年度までに国内外で500万kWの再エネ電源の普及を目指しており、これらの活動を通じて脱炭素社会の実現に貢献する。

今後もカーボンニュートラル実現に向けた技術・サービス開発を行い、ユーザーとともに地球規模での環境貢献に寄与する取り組みを推進。暮らしとビジネスの“さらなる進化"に役立つ企業グループを目指す。

今回の協業に際し、両社は「今後も、EVを活用した電力ビジネスの展開により、カーボンニュートラル社会の実現に取り組んでまいります」とコメントしている。
(エボル)

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