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AI機能加わる? インテリジェントメディア検索 - 阿久津良和のWindows Weekly Report

マイナビニュース / 2024年9月8日 16時0分

画像提供:マイナビニュース

IFA 2024で今後のWindowsを支えるハードウェアが多数発表されたものの、ここでもCopilot+PC推しは続く。AMDのRyzen AI 300とIntelのIntel Core Ultra 200VプロセッサーはNPU機能を強化し、従来のx86/x64互換性を維持する。

各PCについては国内発表を踏まえて本誌でも紹介されるであろうから割愛するが、PC組み替え・購入計画はWindows 11 バージョン24H2の登場を待ってから計画しても十分だろう。

さて、今回の話題は二つ。最初はSystem configuration tools in WindowsでMicrosoftが言及したレジストリエディターへの文言だ。

同社は「レジストリエディターを使用時は注意が必要。レジストリへの不適切な変更は、システムの不安定性やアプリケーションエラー、さらにはWindowsの起動を妨げるなど、重大な問題を引き起こす可能性がある」との注意書きを加えている。長らくWindowsを使っている方なら、レジストリの重要性は重々理解し、同社の発言に違和感を覚えることはないだろう。

レジストリはWindowsおよびハードウェア&ソフトウェアの情報を格納し、処理の簡易化と高速化を実現している。昔はさらなる高速化を求めてレジストリエントリーを最適化するレジストリクリーナーツールが持てはやされたものの、公式サポートでも言及しているように推奨されていない。

長らく同種のツールを注視してきた筆者だが、近年は「回復」機能のおかげで使用する場面もなくなった。仮にWindows 11向けレジストリクリーナーツールを使用する場合は、レジストリ編集と同様に自己責任であることを留意してほしい。

もう一つはインテリジェントメディア検索機能である。Microsoftは現地時間2024年8月30日にCanaryチャネルへWindows 11 Insider Preview ビルド27695をリリースしているが、公式ブログに記載していない機能として、動画およびオーディオファイルを文字起こしし、Windowsインデックスに加えるという噂がある。

同社が明言していないため不明確な情報だが、ここでもローカルのCopilotを活用するようだ。ローカルPCにプライベートな動画やオーディオファイルを保存している方は便利かもしれないが、その前にWindowsの検索機能を見直してほしい。

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