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ASUSがCopilot+ PCを一挙拡充! 新素材のZenbookは“触りごこち”も良好

マイナビニュース / 2024年9月8日 15時49分

画像提供:マイナビニュース

ASUSは9月4日(ドイツ時間)、大型エレクトロニクスショー「IFA 2024」に先駆け、現地ドイツ・ベルリンにて最新のIntelプロセッサ「Core Ultra シリーズ2」などを搭載したノートPC製品発表イベントを開催した。キーワードの「Always Incredible」は特にAIの文字が協調され、高いAI処理性能を備えた「AI PC」のローンチを祝うイベントとなった。

発表されたPC新製品は薄型軽量の高機能ノートPC「Zenbook」、高い強度とデザイン性を備えたノートPC「Vivobook」、ビジネス向けのノートPC「ExpertBook」、小型デスクトップPC「NUC Mini PC」など。いずれも11月の機能アップデートを見据えたCopilot+ PCの扱いとなる。

AI PCとしての能力を発揮する用途の一つとして紹介されたのが、新しいZenbookとVivobookに搭載される独自ソフトの「StoryCube」だ。

これはPC上でローカル実行されるAI技術を活用した画像・動画管理ツールで、AIがコンテンツの内容を識別しファイルを自動的に分類するという。現在「People(人物)」「Scene(場面)」の認識が可能となっており、ある人が写っている画像だけを抽出したり、「スキー」「ハイキング」などの場面が含まれる画像を検索したりできる。

このような機能は既に多くのクラウドストレージサービスからも提供されているが、クラウドの場合データの容量が大きいとサービス料金が高額になるほか、サービス事業者側にコンテンツの内容を分析されるという点で、プライバシーが気がかりな面もある。

StoryCubeは、ソフトの使用状況など品質改善のための匿名化されたデータは一部取得するものの、AIによるコンテンツの分析自体はローカルで完結し、クラウド側へは送信されない仕組みとなっているのが特徴だ。

StoryCubeはQualcommのSnapdragon X Eliteを搭載した「Vivobook S 15」や、AMDのRyzen AI 9を搭載した「ProArt」シリーズなどにも提供されているが、今回Intel製CPUを搭載した多数のモデルに拡大したことで、ASUS独自のAI機能の提供が本格化する格好となる。

ASUSはクアルコムの最新プロセッサ「Snapdragon X Plus」(X1P-42-100)を搭載した13.3型2in1ノートPCや15.6型ノートPCなども同じタイミングで発表しているが、今回参加した発表イベントではIntel Core Ultra シリーズ2搭載ノートPCのみを発表、展示していた。
○最大120TOPS&長時間駆動のCore Ultra シリーズ2を積極採用

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