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ASUSがCopilot+ PCを一挙拡充! 新素材のZenbookは“触りごこち”も良好

マイナビニュース / 2024年9月8日 15時49分

コードネーム「Lunar Lake」で知られるIntel Core Ultra シリーズ2は、前世代のMeteor Lakeと同じく、AI処理向けのNPUを備えており、CPU・GPU・NPUなどプロセッサ全体で最大120TOPSという高い処理性能を持つ。

Copilot+ PC機能は、これまでQualcommのSnapdragon X EliteおよびX Plusプロセッサを搭載したPCのみに提供されていた。しかし今回のCore Ultra シリーズ2および、6月3日に発表されたAMDのRyzen AI 300シリーズはNPU単体でもMicrosoftの「Copilot+ PC」の基準を満たす40 TOPS以上を実現しており、2024年11月からはIntelとAMDの最新プロセッサを搭載したWindows 11 PCであれば「Copilot+ PC」機能が無料で機能アップデート提供される予定だ。

ASUSのWilliam Huang氏(同社General Manager of W.EMEA)は冒頭“インテル社とは30年以上にわたる協力がある”と前置き。また、発表会の中では、Lunar Lakeは前世代のプロセッサと比べグラフィックス性能が50%、効率が40%向上したことが紹介された。Lunar Lake搭載モデルの開発はIntelと共同で2年前から進めてきたといい、最大TDP 45WのMeteor Lakeに比べても、最大TDP 37WのLunar Lakeのほうが高い性能を発揮できるとした。

○セラミック+アルミの新素材が魅力、Zenbook S 14

多くの新製品を発表したASUSだが、ここでは注目の3モデルを紹介したい。まずは薄型軽量の高性能ノートPCシリーズ、Zenbookの最新モデルで14型3K OLEDディスプレイの「Zenbook S 14」。

外装に、アルミをハイテクセラミックで強化した独自素材「Ceraluminum」を採用。特殊な加工で色とテクスチャを付け、幾何学的な天板デザインとした。厚さは11mmと薄く、72Whバッテリー搭載ながら重さ1.2kgと薄型軽量な点も特徴となる。なおキーボード面には冷却効率を高めるため2,715もの通気口を開けているとのこと(ジオメトリックグリルデザインと呼称)。

Core Ultra シリーズ2のCore 7/9プロセッサを搭載し、マザーボードのサイズは従来の14型から27%小型化し、13型Zenbookと同程度になったという。画面は3K 120HzのOLEDで、メモリは最大32GB、ストレージは最大1TB。4基のスピーカーを搭載する。価格は1,499ユーロからで、すでに予約を開始。10月に出荷予定という。

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