iPhoneシリーズの価格は据え置き - iPhone 13シリーズとiPhone 15 Proの販売は終了

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AppleはiPhone 16シリーズを発表し、販売中のiPhone製品のラインナップを更新した。昨今の乱高下する為替相場もあって価格が気になるところだが、SIMフリー端末の直売価格については据え置きとなった。

○iPhone 13シリーズとiPhone 15 Proが終売

iPhone 16シリーズが発表され、販売中のラインナップが更新された。これは毎年行われているが、Appleは基本的に2世代前までのiPhoneシリーズを最新モデルと併売している（ここに最新のSEシリーズが加わる）。このため、iPhone 13とiPhone 13 Plusが終売し、iPhone 15とiPhone 15 Plusが値下げされる形になる。「Pro」シリーズについては最新モデルのみの販売となるため、iPhone 15 ProとiPhone 15 Pro Maxも終売となる。

販売価格については、基本的には年式が下がるたびに1ランク落ちる形になっているが、昨今は為替相場が大きく変動していたため、価格設定が注目されていた。幸いにして、iPhone 16シリーズを含む全ラインナップは、モデルチェンジ前の価格構成をそのまま引き継いだ形となった。為替レートはモデルによって多少バラつきがあるが、1ドルあたり146円台～161円台。9月９日時点での為替レートは142円台なので少し割高だが、為替変動リスクも考慮した価格設定としては常識的な範囲と言っていいだろう。ちなみにiPhone SEが最も安く、iPhone 14、14Plus、15が割高となっている。
（海老原昭）