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今秋、4番組目の『THE MC3』がスタート なぜ中居正広に“21時台のMC”が集中するのか

マイナビニュース / 2024年9月11日 11時0分

画像提供:マイナビニュース

●TBSが採用した新指標も背景に
5日、TBSが10月期の番組改編説明会を行い、今秋から月曜21時台での『THE MC3』のレギュラー放送スタートを発表した。

同番組は「中居正広、東野幸治、ヒロミのMC3人が旬のゲストをロケやトークで深掘りし、新たな顔を引き出す」というコンセプトのバラエティ。今年5月に特番として放送され、早くもレギュラー化されたところに期待のほどがうかがえる。

注目すべきは『THE MC3』が中居正広にとって21時台に放送される4つ目のレギュラー番組であること。これまで火曜21時台の『ザ!世界仰天ニュース』(日本テレビ)、金曜21時台の『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS)、日曜21時台の『だれかtoなかい』(フジテレビ)と各局の21時台を担ってきたが、今秋からは週7日中4日で中居のMC番組が放送される。

現在これら以外のレギュラー番組は土曜昼の『中居正広の土曜日な会』(テレビ朝日)のみ。ゴールデンタイムの全4番組が21時台で放送されている。中居のMCとしての実力に疑いの余地はないものの、なぜ19時台や20時台ではなく21時台に集中しているのか。テレビ解説者の木村隆志が掘り下げていく。

○21時台における長期と短期の実績

新番組が放送されるTBSの月曜21時台は難しい時期が続いている。

現在放送中の『ジョンソン』は1年で終了。前番組の『クレイジージャーニー』は内容と時間帯がフィットせず1年で22時台へ移動。前々番組の『CDTVライブ!ライブ!』も1年半で20時台に移動。前々々番組の『アイ・アム・冒険少年』も10か月で19時台に移動。前々々々番組の『メイドインジャパン!』は1年で終了。それ以前は約30年にわたって2時間のドラマや映画が放送されていた。

つまり1時間のバラエティで結果が出たことがなく、しかも『ジョンソン』はTBSが「伝説のバラエティ」と自負する『リンカーン』の後継番組として華々しくスタートしながらわずか1年で終了。視聴率が獲れないため、徐々に放送回数が減り、最近は「まだ番組が続いていたのか」などと驚くような声すらあがっている。

だからこそ新番組に求められるのは、月曜21時台で腰を据えて放送すること。何より安定感が優先された結果、中居、東野、ヒロミの3人が選ばれたのだろう。なかでも先頭に名前が表記される“番組の顔”の中居は、トーク力と21時台の実績という2点で業界随一の安定感がある。

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