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全国内航タンカー海運組合、未来の船員を対象とした「内航タンカー見学会」を開催

マイナビニュース / 2024年9月12日 18時0分

画像提供:マイナビニュース

全国内航タンカー海運組合は、船員の養成学校である国立波方海上技術短期大学校の学生を対象に、岸壁に係留している内航タンカ-の見学会を、9月9日、愛媛県松山市の三津ふ頭にて開催した。

全国内航タンカ-海運組合は、所属海運会社462社、登録船862隻の全国団体だ。今回の見学会を通して、船員の職場兼生活空間となる船橋、甲板、機関室、居住環境などを在学中の学生が見学し、乗組員から直接説明を受けることにより学生が船員職業としてのイメ-ジをより具現化し、就職後のミスマッチ防止にも繋がることを目的としたもの。

見学会には、愛媛県今治市の国立波方海上技術短期大学校から約80人の1年生が参加し、仮バース(乗組員の休養のために着岸すること)を行う旭タンカー「旭蓬丸」・鶴見サンマリン「鶴秀丸」の内航タンカー2隻を見学。全国内航タンカー海運組合による学生を対象とした見学会は今回が初めての開催となる。

○●少しでもタンカー船のことを知ってほしい

見学会は、全国内航タンカー海運組合の船員対策委員長である東汽船 代表取締役社長の越智崇氏による挨拶からスタート。「少しでもタンカー船のことを知って、ぜひ内航タンカーの船員になっていただきたい」とのメッセージが送られたあと、学生たちは8班に分かれて、4班が「旭蓬丸」、4班が「鶴秀丸」を午前の部と午後の部でそれぞれ1隻ずつ見学した。

学生は班ごとに「船橋」「荷役制御室」「甲板上」「機関室」といった区画を順に巡り、乗組員から説明を受ける。中には将来的にタンカーへの乗船を希望する学生もおり、真剣なまなざしで説明に耳を傾けていた。

全国内航タンカー海運組合によるタンカー見学会は今回の初の試みだが、未来の船員たる学生たちは非常に興味深く見学しており、活発な質問なども行われていた。見学会を開催するためには各所との連携・協力が必須であり、なかなか開催するのは難しいとのことだが、今年12月には静岡県・清水での開催が予定されているなど、今度もできるかぎり開催していくという。
(糸井一臣)

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