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セールスフォース、イーデザイン損保におけるData Cloudの活用事例を紹介

マイナビニュース / 2024年9月10日 17時3分

画像提供:マイナビニュース

セールスフォース・ジャパンは9月5日、Salesforce Data Cloudの最新イノベーションと国内事例・ユースケースに関するプレス・アナリスト向け説明会を開催した。説明会では、セールスフォース・ジャパンの製品統括本部 プロダクトマネジメント&マーケティング本部 シニアマネージャーの前野秀彰氏がData CloudとEinstein 1に関するイノベーションについて最新状況を解説した。また、Data Cloudを採用しているイーデザイン損保のIT企画部/ビジネスアナリティクス部の須田雄一郎氏が登壇し、活用事例について紹介した。
Salesforce Data Cloudの概要

Salesforce Data Cloudは、Salesforce CRMとネイティブに連携し、企業が持つあらゆるデータを統合して顧客体験を向上させるデータプラットフォーム。また、Einstein 1とも連携しているため、Data Cloudの持つデータを基に、生成AIを活用して顧客サービスを強化するとともに、ビジネスの成長を支援しているサービスだ。

最初に前野氏は、データ活用の課題として「すべての従業員が日常にデータから示唆を得られていないのでは?」という点を挙げた。

昨今では、業務ユーザーがいつでも専門知識やスキルが無くても簡単にスピード感を持ってデータを扱えることが理想ではあるものの、現実的にはIT部門の助けが必要であったり、データベースやSQL(データベース言語の中で最も普及しているプログラミング言語)の知識が必要となっている。

特に「Webエンゲージメントデータ」「別事業部の顧客接点データ」「購入履歴データ/契約データ」「製品利用データ」といったデータに関しては、CRM(顧客関係管理)上にこれらのデータが集約されていないことが大半だという。

「日常的なデータ活用のための『ラストワンマイル』に焦点を当てたデータ戦略が必要です。Salesforce Data Cloudを利用することで、CRM内外にあるデータを接続、連携、調和させて統一された顧客プロファイルを作成し、あらゆる顧客接点でスムーズにデータを活用できるようになります」(前野氏)

ゼロコピーインテグレーションとは

また、同社では、生成AIモデルにビジネスの文脈を与えるアプローチとして、指示を実行するために必要なデータをプロンプトに追加する「プロンプトへのグラウンディング」という手法を取っている。

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