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男相手に無敗の“元女ヤクザ”、第二の人生で裏切りに遭い…最愛の息子と再会叶うか

マイナビニュース / 2024年9月11日 13時23分

画像提供:マイナビニュース

ABCテレビのドキュメンタリー特番『追跡スペシャル』では、22日に「女ヤクザ 母なる懺悔録」(16:25~※関西ローカル、ABCテレビニュースYouTubeで見逃し配信予定)を放送する。

ABCが不定期に放送している『追跡スペシャル』は、鮮烈なテーマと真に迫る映像で世の中に問題提起する報道ドキュメンタリー。新シリーズの主役は、女ヤクザの西村まこ氏・57歳。かつて女ヤクザとして指定暴力団に身を置きながら、その後、更生支援に携わる活動へ身を転じ、第二の人生を送ることになった女性に密着する。更生支援に命懸けで臨む彼女の決意と、ヤクザである母親を嫌って離れた最愛の息子との再会に向けて努力する姿を追いかけた。
○■“国内唯一”元女性暴力団員の懺悔録

かつて指定暴力団・住吉会に所属した西村は、「ザ・男社会」の暴力団の中で、刑務所に脱会届を出した国内唯一の女性暴力団組員と言われている。そんな西村が一転、50代半ばにして元暴力団組員らの更生支援に携わるNPO団体の一員として、第二の人生を送ることになったのだ。ただ、道のりは平坦ではなかった。更生の世話をしていた元ボクサーの出所者から暴行を受け一時瀕死状態に。その後遺症にいまも悩まされ、時折命を奪いかねない激しい発作が西村を襲う。また、西村には二人の息子がいるが、女ヤクザであることに嫌気をさされ、長年離縁状態に。「会って謝りたい……」更生を誓った母親の思いは、息子たちの心に届くのか。元暴力団組員の離脱問題、最悪レベルを推移する再犯者率の高さ、深刻な社会問題に、満身創痍、まさに命がけで立ち向かう元「女ヤクザ」の懺悔録に密着する。
○■強盗殺人犯、薬物中毒者、ワケありたちが集うマンション

兵庫県姫路市に本拠を置くNPO団体「五仁會」。犯罪者や元暴力団組員の更生支援の先駆けとして、 20年近くにわたり再犯防止の分野で高い実績を残してきた。西村は昨年、故郷の地で五仁會の岐阜支局長に任命された。その拠点は、市内最大の歓楽街・柳ヶ瀬にある7階建てのマンション。ここには強盗殺人犯の元組員を始め、元薬物中毒者、精神的な病を抱えた高齢者など、“生き場”をなくした「ワケあり」たちが一同に身を寄せる。しかし、彼らは様々な事件やトラブルを巻き起こし、いつしかここは「岐阜の西成」と呼ばれるようになってしまった。爆発騒ぎなどで警察や救急隊が出動する事態などは序の口。住民が覚醒剤の売人の女を部屋に連れ込んだり、トラブルで刀傷事件に発展したりすることも。その都度、支局長の命を受けた西村が解決に立ち上がり、住民たちの心の入れ替えに力を尽くしている。最近は、元犯罪者に限らずDVに悩む女性も、西村のもとに相談に訪れるようになった。
○■エリート家庭に嫌気がさし、「国内唯一」の女ヤクザへ

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