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学生ライター、ロールス・ロイス「カリナン」の新型に出会う

マイナビニュース / 2024年9月25日 16時30分

ちなみに、これは余談なのですが、ロールス・ロイスの後部ドアの中には、なんと傘が入っています。おかげで、雨の日でも降りた直後にすばやく傘を広げることができ、乗り込む際には車内を汚すことなく傘をしまえる、というわけです。これは有名な話なので知っている方も多いかもしれませんが、まさに「雨の多い国」イギリスのクルマならではの発想ですね!

ラゲッジルームに目を移すと、その広さに驚かされます。ゴルフバッグを横にした状態で、乗員4人分は簡単に入ってしまいそうです。トランクの扉は上下にセパレートして開く構造となっているので、重いものを積み込む際にも、あまり高く持ち上げずに済みます。

優雅なデザインでありながら、日常の利便性も兼ね備えたカリナン・シリーズⅡ。「単なるお洒落なクルマではないぞ」というロールス・ロイスからのメッセージを感じます。
魅力その3:内装のこだわりは工芸品の域

もうひとつの魅力は内装です。特にシートは触り心地も上質ながら、近くで見ると繊細なきらめきがあり、驚かされます。これは「プレースド・パーフォレーション」と呼ばれるロールス・ロイス独自の工芸技術だそうです。ロールス・ロイスの本拠地であるイギリスのグッドウッドの上空で、絶えず変化する雲の形と影を再現したこのアートワークですが、なんと、1人の職人が0.8ミリと1.2ミリの穴を計10万7千個(!)も組み合わせて作り上げているそうです。

天井を見上げると、星空のようなまばゆい光が一面に広がっています。これは、ロールス・ロイスが2007年から採用している「スターライト・ヘッドライナー」と呼ばれる装飾方法だそうです。

顧客の意向に合わせて2人の職人が作り上げるこの星座群は、繊細な光ファイバーにより、完璧に美しく光り輝くようセッティングされています。光の強さや雰囲気は、乗る人が気分に合わせて変更できるとのこと。それにしても、車内の天井に星空が広がるなんて、さすがはロールス・ロイス、すごいスケールですね!

「プレースド・パーフォレーション」と「スターライト・ヘッドライナー」。どちらも、繊細な職人技が光る美しい工芸品と言えると思います。

いかがだったでしょうか? 実はロールス・ロイスを間近でしっかり見るのは今回が初めてだったのですが、驚きや新しい発見の連続でした。将来はこういったクルマが似合うカッコいい社会人になりたいです。

最後になりますが、このような機会を設けてくださったロールスロイス・モーター・カーズの皆様、ありがとうございました!
(重田晶央)



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