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沢村玲「大変な分やりがい」別府由来「こんなに自由に演じて良いんだ」『ハッピー・オブ・ジ・エンド』の現場を語る

マイナビニュース / 2024年9月12日 17時0分

画像提供:マイナビニュース

フジテレビのドラマ『ハッピー・オブ・ジ・エンド』(毎週月曜26:55~/FODで独占先行配信、TVerで見逃し配信)の第6話と第8話(最終話)の撮影が、このほど行われた。

この日の撮影は、中華料理店でのワンシーン。浩然(沢村玲)と千紘(別府由来)の関係が変化するきっかけになる重要な場面でもある。6月末の梅雨の晴れ間、30℃を超える暑さの中で撮影が行われた。

千紘役の別府と加治役の久保田悠来、マツキ役の山中聡が現場に入ると早速シーンの段取り(リハーサル)が始まった。まず初めに撮影するのは、千紘と加治が店内奥のテーブルで近況を話しているところにマツキがやってくるシーン。演技のほか、カメラの位置や照明の明るさ、音響などを入念にチェックしていく。別府と久保田のすぐ隣で演技を見守っているのが、古厩智之監督。『ホームレス中学生』『武士道シックスティーン』など数多くの青春映画の傑作を手掛け、演出にも定評のある。

段取りが終わり、ヘアメイクが2人の髪型や服装を直している間、円卓には麻婆豆腐やピータンなど、ラップのかかった料理が次々と運ばれてきた。豆苗炒めが出てくると、別府がすかさず「あ、美味いやつだ!」と顔をほころばせる。久保田が「好きなの?」と聞くと「はい、豆苗好きです!」と別府。さらにテーブルに置かれたビール瓶を見て、「これガチビールっすか?」「ノンアルです(笑)」とスタッフとやり取りする一幕もあり、別府の明るく人懐こい人柄が現場の空気を柔らかくしていた。

本番前のテストでは、店の外で待機していたマツキ役の山中も加わる。マツキは浩然と千紘を何かと助けてくれる“親切な大人”だが、仕事や私生活は謎に包まれており、常に明るく捉えどころのないキャラクターでもある。演じるにあたり、山中は古厩監督から『さみしさ』を出してほしいと言われたという。SMクラブで働く浩然を親身に心配する一方で、人知れぬ“さみしさ”も持っている。「この人物の奥行を出すには、派手に演じた方がいい」と考え、マツキの持つ二面性を大切に演じたとのこと。「(演技の)正解はわからない」と言いつつ、本番中にアドリブを加えるなど、役を憑依させた鮮烈な演技で現場を魅了していた。

本番の撮影では、シーンが終わった後も長めにカメラを回し続けていたのが印象的で、役者の自然体な演技を引き出すのが得意な古厩監督らしさがうかがえた。その後、カメラの位置を変えて何パターンか撮影し、1つ目のシーンが終了。ここでクランクアップを迎えた山中に花束が贈られ、スタッフ、キャストへ向けて「とても楽しく勉強させていただいた現場でした。ありがとうございました。完成をとても楽しみにしています!」と挨拶し、拍手を受けた。

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