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Adobe AcrobatおよびAcrobat Readerに重大な脆弱性、アップデートを

マイナビニュース / 2024年9月13日 8時58分

画像提供:マイナビニュース

JPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC: Japan Computer Emergency Response Team Coordination Center)は9月11日、「Adobe AcrobatおよびReaderの脆弱性(APSB24-70)に関する注意喚起」において、Adobe AcrobatおよびAdobe Acrobat Readerに複数の重大な脆弱性が存在すると伝えた。これら脆弱性を悪用されると、細工されたPDFファイルを介して任意のコードを実行される可能性がある。
○脆弱性に関する情報

脆弱性に関する情報は次のページにまとまっている。

Adobe Security Bulletin

脆弱性の情報(CVE)は次のとおり。

CVE-2024-41869 - 解放後使用(UAF: use-after-free)の脆弱性。攻撃者は細工したPDFファイルを介して任意のコードを実行できる可能性がある
CVE-2024-45112 - 型の取り違えの脆弱性。攻撃者は細工したPDFファイルを介して任意のコードを実行できる可能性がある

○脆弱性が存在する製品

脆弱性が存在する製品およびバージョンは次のとおり。

Acrobat DC Continuous 24.003.20054 およびこれ以前のバージョン (Windows)
Acrobat DC Continuous 24.002.21005 およびこれ以前のバージョン (MacOS)
Acrobat Reader DC Continuous 24.003.20054 およびこれ以前のバージョン (Windows)
Acrobat Reader DC Continuous 24.002.21005 およびこれ以前のバージョン (MacOS)
Acrobat 2024 Classic 2024 24.001.30159 およびこれ以前のバージョン (Windows、macOS)
Acrobat 2020 Classic 2020 20.005.30655 およびこれ以前のバージョン (Windows、macOS)
Acrobat Reader 2020 Classic 2020 20.005.30655 およびこれ以前のバージョン (Windows、macOS)

○脆弱性が修正された製品

脆弱性が修正された製品およびバージョンは次のとおり。

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