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宮司愛海アナ、映画『ぼくのお日さま』を大絶賛「すべてが美しい」

マイナビニュース / 2024年9月13日 7時30分

画像提供:マイナビニュース

フジテレビの宮司愛海アナウンサーが7日、オーディオストリーミングサービス・Spotifyで、ポッドキャスト番組『宮司愛海のすみません、今まで黙ってたんですけど…』に出演。13日から全国公開される映画『ぼくのお日さま』を大絶賛した。
○カンヌ「ある視点」部門出品の話題作

『ぼくのお日さま』は、吃音がある少年とフィギュアスケートを練習する少女、元選手で少女を指導するコーチの3人の視点から描かれる淡く切ない恋の物語。この日の配信には、同作を手掛けた奥山大史監督がゲスト出演し、宮司アナは、「本当に素晴らしかったです。映像もきれいだし、穏やかなんだけど、穏やかだけで終わらず痛みをピリッと感じるというか。終わったあとに、いろいろと考えてしまうような映画」と称賛。同作は、第77回カンヌ国際映画祭で「ある視点」部門に正式出品されて話題になったが、奥山監督は、「日本の人たちにちゃんと届くかなってソワソワしてます。緊張よりは、楽しみなワクワクが勝っている感じ」と、全国公開前の心境を語った。

また、「本当に映像が美しい」と重ねた宮司アナは、「4:3が多くないですか?16:9じゃなくて」と画面比率について指摘。その理由を問われた奥山監督は、「自分の中で、4:3のほうが画を作りやすい。子供のころに映像をいっぱい観てたテレビは、まだブラウン管なので。自分の原体験として、映像はこういうもの、いい構図はこういうものだと勝手に刷り込まれてる」と告白。さらに、宮司アナが、「映像が写真的。どの場面を切り取っても、すべてが美しい」と絶賛すると、奥山監督は、「兄の影響は少なからずある」と話し、「誕生日プレゼントでフィルムカメラをもらったりして、写真が好きになって兄に写真を見せていた」と、写真家の兄・奥山由之氏についても語った。

「本当に美しくて、フィギュアスケートのシーンもずっと見ていられる」「観ていて居心地のいい映画でありつつ、それだけは終わらない人の痛みみたいなものを感じた」と称賛の言葉が止まらない宮司アナ。少年・タクヤ役の越山敬達、少女・さくら役の中西希亜良には、台本を渡していなかったそうで、奥山監督が、「それ以外の人たちは子供も含めて渡したんですけど。彼ら2人だけには渡さず。ストーリーもあんまり説明せずに、あえて撮影を進めた」と打ち明ける場面も。さらに、中西は演技がはじめてだったことも明かされ、宮司アナは、「なんて自然なんだろうと思って。複雑な表情とか、急にすごく冷たい顔をしたりとか。大人が思ってる以上に、子供ってすごく感情が出るのかも」と驚いていた。

【編集部MEMO】
2023年11月にスタートした『宮司愛海のすみません、今まで黙ってたんですけど…』は、フジテレビアナウンサー・宮司愛海がパーソナリティを務めるSpotifyオリジナルポッドキャスト番組(毎週土曜9時配信)。宮司アナは番組開始前、「入社9年目、会社員として働く毎日で感じたこと、思ったことを話します。アナウンサーとしての私、32歳の等身大の私。背伸びせずありのままの気持ちを言葉で表現したいと思っています。基本的には“ひとりごと”のつもりですが、時々素敵なゲストの方をお迎えしていくつもりです」とコメントを寄せ、「リスナーの皆さまからのメッセージや叱咤(しった)激励も織り交ぜながら、素敵な番組を作っていきたいと思っています!」と意気込んでいた。
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