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米ぬかを使った日本酒『弐光』、高級日本酒ブランド「SAKE HUNDRED」から登場 - どんな味や香りがするの?

マイナビニュース / 2024年9月24日 10時30分

今回、弐光は白麹四段仕込みという独自醸造法を採用。多くの日本酒は米・麹・水を3回に分けて投入する「三段仕込み」によって醸造されるが、弐光はそこからもう⼀度仕込みを行う「四段仕込み」で造られている。

加えて、一般的な日本酒では黄麹が使用されるところを、ここではクエン酸を多く生成する特徴を持つ白麹を使用。このかけあわせがリッチな甘味・酸味につながるのだという。

また、超低温仕込みも重要なポイント。もろみの温度を低温に設定し、じっくり発酵を進行させることによって、生成される炭酸ガスをお酒に溶け込ませ、フレッシュな風味を閉じ込められる。
○"ぬかっぽい味"はしない…?

では、その気になる味わいは?

ワイングラスで提供された弐光は、和梨のように爽やかでジューシーなフルーツを想起させるようなみずみずしい香りと、とろりとした質感が特徴。

舌の上では上品な酸が広がり味のふくらみを感じられるほか、余韻にかけて米の旨味が広がり、心地よいフィニッシュを創出してくれる。個人的に米ぬかの雑味や苦みのようなものを感じると思っていたが、想像とは全く違うジューシーさとクリアな味わいに大変驚かされた。

相性がよいというトマトのカプレーゼと一緒に味わうと、弐光がトマトの酸味を引き立ててくれる優秀な盛り立て役に。

そのほか、牛肉のグリルなどとも相性抜群。ぜひ、気になる方は食事とのペアリングも楽しんでみてほしい。

最後に生駒氏は、弐光の今後について次のように語った。

「米ぬかをどう有効活用できるかというのが、この商品が背負っている1つのテーマ。米ぬかの量を増やす、またはより良い味に変えていくといったことを研究開発の中でやり続けていきたい。また、これはまだイメージですが、論文を出せたらいいなと。米ぬかを使ってこういうことができますとなれば、これは僕らの利益ではなく産業利益になると考えています」

加えて、国内での地盤を固めたあとは、世界への展開も見据えているのだそう。新商品・弐光は、新しいステージを切り拓けるのか。今後の展開に注目したい。

矢吹結花 やぶきゆか 編集者・ライター。旅とお酒とスポーツが大好き。ライフスタイルやヘルスケア系の記事を担当しています。 この著者の記事一覧はこちら
(矢吹結花)



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