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黒島結菜、太ったピエロ姿になった特殊メイクの裏側「見てみたらちゃんと私」

マイナビニュース / 2024年9月12日 18時0分

画像提供:マイナビニュース

俳優の柳楽優弥が主演を務める、映画『夏目アラタの結婚』(公開中)のメイキング映像が13日に公開された。

○映画『夏目アラタの結婚』黒島結菜のメイキング映像

公開前から「黒島結菜さんの狂気が印象的」「予告だけで”怖い”を植え付けてくる黒島さんすごい」と黒島の怪演が注目を集めていた本作。実際に劇場で見た観客からも「黒島結菜さんの一挙手一投足の全てが魅力的で期待値以上」「黒島結菜が見事にそして圧倒的に作品を支配し空気を作っていた」という声が寄せられているほか、「真珠が真珠すぎてすごい」と原作ファンからも絶賛が相次いでいるという。

黒島が演じた品川真珠は、3人の社会的に成功した男性を殺した連続殺人犯。逮捕時、太ったピエロのような風貌と笑った時に見せるガタガタの前歯から、“品川ピエロ”という異名で日本中から恐れられていた。1度見たら忘れられないインパクトあるビジュアルだが、実際に黒島自身が演じている。今回は、その特殊メイクのメイキング映像が公開された。

映像には、撮影前に3時間かけて、黒島が太った品川ピエロに変身する様子がおさめられている。この特徴的なピエロを作り上げるために、顔や体形の太り具合、ピエロメイクのデザインなど細部に至るまで約2カ月の制作期間が掛けられた。太った顔にするために顔につけるマスクが分厚いため、表情がわかりやすくなるようにあえて口の周りは薄くするなどのこだわりも随所に散りばめられている。

実際に太った品川ピエロへと変身した黒島は「特殊メイクをした時はずっと座っていて身動きが取れない状態だったので、自分がどういう姿になっているのかが分からなかったんです」と語る。しかし、完成した自身について「見てみたらちゃんと私なんですよね」「私の面影はあって、ちゃんと太っていて、あ……怖いって思いました」と印象を明かしている。

もう一つの注目ポイントが、主人公夏目アラタが最初に真珠に対面した時に特徴的なガタガタの歯だ。今回の実写化においても、原作者・乃木坂太郎も「真珠の『歯』は、自分の人生を奪われ続けた真珠の存在証明の象徴なので、作者としてはそこは絶対に譲れない」と語るこの特徴的な歯並びの再現は、特注のマウスピースを制作することによって実現。大きすぎず、出っ歯にならないように、ちゃんと口を閉じられるようにするなど細部までこだわり抜くために制作に5カ月もの期間が要され、黒島自身も何度も試着し改良が加えられ続けた。その甲斐あって、原作ファンからも「ガタボロ歯の真珠の怖かわ再現性凄い」「品川ピエロを演じるなら、これ以上は無い」と絶賛も相次ぐ結果となった。

【編集部MEMO】
乃木坂太郎氏によって2019年から「ビッグコミックスペリオール」(小学館)で連載された、全12巻累計250万部のヒット作を堤幸彦監督が実写化した、映画『夏目アラタの結婚』(9月6日公開)。“品川ピエロ”の異名で知られ、日本中を震撼させた連続バラバラ殺人事件の犯人・品川真珠(黒島結菜)の真珠のもとを訪れた、元ヤンキーで児童相談所の職員である夏目アラタ(柳楽優弥)が、突如“獄中結婚”を申し出ることから二転三転する物語が始まる。

(C)乃木坂太郎/小学館 (C)2024映画「夏目アラタの結婚」製作委員会
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