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武蔵野赤十字病院、デルのソリューションにより緊急案件対応の初動時間を数分に短縮

マイナビニュース / 2024年9月12日 18時55分

画像提供:マイナビニュース

デル・テクノロジーズ(以下、デル)は9月12日、日本赤十字社 武蔵野赤十字病院(以下、武蔵野赤十字病院)の各種部門の医療業務を支えている仮想化インフラストラクチャの技術更新を支援したことを発表した。同院ではVMware vSphereベースの仮想化基盤の刷新により、インフラ環境の強化とIT投資の最適化に加え、迅速な緊急対応ができるようになったとのことだ。

医療情報のインフラを適切なコストで実現するとともに、ストレージ容量を2倍以上に増加したほか、圧縮・重複排除機能や自動階層化機能でリソースの効率的な活用を実現。さらには、緊急案件対応を行う際の初動時間を約1時間から数分に短縮したという。
○デル採用までの背景

武蔵野赤十字病院では以前、生理検査システムやPACS(Picture Archiving and Communication System:医療用画像システム)といった各種の部門システムを個別の物理サーバで構築していた。しかしサーバの運用管理や保守に多くの工数が掛かり、各システムが余剰なリソースを抱えるなど、IT投資の面でも課題があったという。

そこで同院では2018年に、約50部門システム100台以上のサーバをVMware vSphereとデル製サーバおよびストレージによる仮想化基盤へ統合し、インフラ環境の最適化を実現した。

今回はリプレースの時期を迎え、以降7年間は使い続けられるよう性能や容量を強化すると同時に、障害発生時にも迅速な対応が行える環境を目指した。

特に、一般的には単独で構築されることの多いPACSも仮想化基盤上に構築していることから、大量の大容量データを効率的に保存し活用できるストレージを求めて、まずはストレージの性能と容量アップが要件として挙げられたとのことだ。
○デルを採用した理由

今回、武蔵野赤十字病院は優れたコストパフォーマンスとインフラ環境の可視化機能について評価し、「Dell Unity XT」ストレージおよび「Dell PowerEdge」サーバを採用。性能、信頼性、機能的な充実度、コストの妥当性などの点でバランスの良い提案を行ったのがデルだったとしている。

同院は旧基盤で培ってきた運用経験があったことで、高額でハイスペックなテクノロジーの導入よりも「Unity XT」と「PowerEdge」による3 Tier構成の方が現状にマッチしていたそうだ。
○導入効果

部門システム向け仮想化基盤のストレージ容量を従来の約600テラバイトから約1.3ペタバイトへと2倍以上アップした。また、圧縮・重複排除機能や自動階層化機能でリソースの効率的な活用を実現。高い性能・信頼性を備えた医療情報インフラを最適なコストで実現できたとしている。さらに、緊急案件対応を行う際の初動時間を約1時間から数分に短縮した。
(熊谷知泰)

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