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200℃程度でアンモニアを分解して水素を製造する手法、早大などが開発

マイナビニュース / 2024年9月12日 19時12分

研究グループでは、機械学習ポテンシャルを用いた理論的シミュレーションによる詳細検討も実施。その結果、電場反応時にはRuとCeO2の境界でN2H2を経由したメカニズムが進行しやすいことがわかり、これが電場アンモニア分解反応を低温で進行させるメカニズムとして有力であることが示されたと説明している。

なお、研究グループでは、今回開発された反応手法を用いることで、工場やエンジンなどの排熱を利用して水素を得たいときに小型設備でその場で得ることが可能になると説明しており、これにより水素キャリアとしてのアンモニア利用の拡大、ひいては扱いが難しい水素の利用の拡大につながると考えられるとしており、今後、より少ない投入エネルギーで、アンモニアからより多くの水素を取り出すべく、実験的手法と計算科学シミュレーションを組み合わせて引き続き検討を行っていくとともに、ヤンマーと社会実装に向けた課題解決を目指すとしている。
(小林行雄)



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