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楽天モバイル、65歳以上向けの「最強シニアプログラム」提供開始

マイナビニュース / 2024年9月13日 19時6分

本プログラムの発表にあたって開催された説明会では、楽天モバイル株式会社 代表取締役共同CEOの鈴木和弘氏がプログラムの内容と背景の説明にあたった。

同氏によれば、2023年6月のRakuten最強プラン提供開始後、加入者の利用データ量は目立って増加しているとのこと。中でも13~22歳の加入者においては、「最強青春プログラム」導入の影響もあり、直近は月間44.2GBに達し、それに伴いARPUも増加しているという。

こうした効果で若年層を中心としてシェアが拡大しているものの、シニア層では相対的に弱いというのが現状だ。調査データによれば、シニア層は使っているデータ通信量が若年層に比べて小さいという。これはシニア層のスマホ利用がメール/Webページ閲覧などにとどまり、動画視聴やさまざまなサービスの活用にまで至っていないと分析。シニアが各種サービスを利用する際に不安を感じているのではないかということから、安さに加えてスマホを安心して使えるオプション、充実したサポートを含めた「最強シニアプログラム」の提供に至ったという。

今回の「最強シニアプログラム」に限らず、楽天モバイルとしてはシニアのスマホ活用を促進していきたい考えで、健康生活応援アプリ「Rakutenシニア」の提供、日本郵便との協働による「オンラインスマホ教室」の開催などの施策も展開している。

とくに日本郵便との協働は、これまでに一部の郵便局でイベントスペースに楽天モバイルショップを解説する取り組みも行なった実績もある。質疑ではこのチャンネルをサポートに活用する可能性についても質問があったが、さらなる販売・サポートへの活用については「様子をみながら」と回答するにとどまった。

今回の説明会ではゲストとしてシニアの楽天モバイルユーザーを招いたトークセッションの時間も設けられ、スマホの使い方をマスターするまでの苦労も話に上った。これに対して楽天モバイルからは「われわれとしても売っておしまいということではいけない」と、サポートの必要性への認識も語られていた。

なお、楽天モバイルではこれまでのところ、シニア向けに特化したスマートフォンは取り扱っていない。質疑応答でそういった端末の取り扱いがあるかを問われた際には、各デバイスメーカーが製造する端末からよいものがあればピックアップしたいと語り、現時点では表示が大きくて見やすい「かんたんモード」を搭載した「AQUOS wish4」などをシニアに向いた商品として挙げていた。
(大塚洋介)



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