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屋台でキャッシュレス決済! Visaが協賛する「テレビ大阪 YATAIフェス! 2024」に行ってきた

マイナビニュース / 2024年9月15日 9時45分

そもそもクレジットカードのタッチ決済は、世界で急速に普及しています。米国を除く世界のVisaの対面決済において80%がタッチ決済となり、日本でも40%がタッチ決済となりました。

Visaカードのうち、タッチ決済に対応しているカードはすでに1億3000万枚以上が発行されており、利用者側の対応は順調に進んでいて、ほとんどのカード利用者はタッチ決済に対応していそうです。

実際、コロナ禍以前はあまり見かけなかったクレジットカードのタッチ決済が、街中で頻繁に見受けられるようになっています。

それに対して、遅れているのが店舗側の対応です。タッチ決済対応のVisa加盟店も高い伸びを示していると同社は指摘。ただ、現金のみの店だけでなく、古い端末などでタッチ決済に対応していないという例も多くあります。中には決済端末に「タッチ決済に対応していない」という掲示をしている店も見かけますが、これは「利用者からタッチ決済が求められている結果」とVisa側では考えています。

海外からの旅行者の多くはタッチ決済が一般的になっている中、2025年の万博に向けて、大阪でのタッチ決済対応をさらに拡大するために大阪エリア振興プロジェクトを開始したVisaですが、キャッシュバックだけでなく店舗側のキャッシュレス化に向けてTapionの導入を進めたという点が新しいところです。

これまでも、経済産業省がキャッシュレス決済導入に関する助成金も用意するなど、国もキャッシュレス決済拡大に向けた取り組みをしてきました。ただ、フライトソリューションズ代表取締役の片山圭一朗氏は、それでも店舗側の対応は思ったほど伸びなかったと指摘します。

同社の開発したTapionは、スマートフォンをPOSレジとしてタッチ決済を受け付けることで、店舗側のコストを抑えてタッチ決済対応が可能になります。これを今回、出店者に提供することで気軽にタッチ決済対応できることを示して、店舗への拡大、利用者の利用拡大に繋げたい考えです。

今回同社では、京セラのタフネススマートフォンにTapionを導入して提供。店舗側は金額を入力してタッチ決済ボタンを押すだけで、あとは客のクレジットカードやスマートフォンなどをスマートフォンにタッチするだけ。レシートプリンターとの接続なども行わず、支払い後にQRコードを表示して、それを客に読み取ってもらえばレシートが表示される仕組みとしていました。

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