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ホンダが「N-BOX JOY」の見た目を「ゴリゴリ」にしなかった理由

マイナビニュース / 2024年9月22日 11時30分

――例えばアウトドア系のクルマって、フェンダーの部分を黒くして、車高が高いように見せたりしますよね。ジョイは部分的に黒くなっていますが、ガチガチなSUVテイストではないようです。

中島さん:そこもバランスで、ゴリゴリになりすぎず、かといってプレーンにもなりすぎないように取捨選択しました。普段のお出かけの少し延長線上を走れるよね、といった感じです。

ただ、河原に行くときや細い道を通るときなど、万が一、クルマの下の部分をこすったり、傷つけたりした際にも、あまり傷が目立たないようなプロテクティブなデザインを局所的に取り入れています。お客様があまり神経質になりすぎず、マイペースに、ゆるくドライブを楽しめるように配慮しているんです。それも含めアウトドアテイストなデザインになっていると思います。

――そんな中で、ホイールが外見上の特徴として効いていますね。

中島さん:こだわったところのひとつです。オフロードというと通常、大径のブロックタイヤに大きなホイールを装着して走破性をアピールしますが、ジョイは14インチと小径で、センターキャップを装着して、ターボエンジン車にはメッキのリング加飾を施すことにしました。ゆったりと走ってくれそうな、落ち着いた方向でまとめました。

――「ジョイ」(Joy)というロゴの字体、フォントについては何かこだわりがありますか?

中島さん:あえて大文字と小文字を混ぜることで、文字に動きを付けました。基調としては、直線の太いところがあって、骨のある、しっかりとした道具感が感じられるようなレタリングになっていながら、遊び心も入っているといいますか、リズミカルでありながら強さも共存するロゴになっています。

――もっとかわいい方向にも振れたでしょうし、いろいろな案があったんだと思うんですが、ちょっとレトロな感じもするオシャレな字体ですね。チェックの内装にも合っているような気がします。

――もっとゴテゴテと飾り付けてSUVテイストを追求することもできたんだけど、このくらいに抑えたという感じのクルマなんですかね?

中島さん:そうですね。たくさん要素を入れることにはこだわらず、でも、アウトドア、ピクニック、ドライブに出かけたくなるような道具の本質を取り入れました。
(藤田真吾)



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