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「ダニアレルギー」花粉症との見分け方は? - ダニ対策グッズメーカーが解説

マイナビニュース / 2024年9月19日 9時36分

画像提供:マイナビニュース

ダニ対策ブランド「さよならダニー」を製造するイースマイルが、葛西よこやま内科・呼吸器内科クリニックの院長 横山裕氏監修のもと「ダニアレルギーの健康被害」について紹介している。

○気温・湿度とアレルゲンの関係は?

ダニは、気温20度以上、湿度60%以上で活動が活発になる。残暑が厳しいと予想される今年も、ダニは繁殖を続けることが予想されるという。ダニは2カ月で死骸となるため、9月も繁殖スピードが衰えない場合、アレルゲンも上昇し続け、ダニによるアレルギー疾患の患者も増加することが予想される。
○「通年生アレルギー性鼻炎」とは?

「アレルギー性鼻炎」はアレルギーが原因で起こる鼻炎で、「鼻汁」「鼻づまり」「くしゃみ」を3大症状とする病気。近年増加傾向にあり、国民の約40%がかかっているとも言われてる。増加している背景としては生活環境の変化や⾷生活の変化、ストレスなどの可能性が指摘されている。

アレルゲンとして多いのが「花粉」や「ダニ」。花粉は季節性に飛散しているので「季節性アレルギー性鼻炎」、ダニは1年中存在しているので「通年性アレルギー性鼻炎」の原因となる。花粉としてはスギ(2-4月)、ヒノキ(3-5月)、ブタクサ(8-9月)が代表的だが、それ以外には雑草花粉(イネ科、キク科など)でも起こることも。

花粉症の人はすでにアレルギー素因をもっているため、花粉・ダニの両⽅が原因の可能性もあるという。また、生活していくうえで繰り返しアレルゲンに暴露されることで、アトピー体質をもつ人にアレルギーが発症すると言われており、アレルギー発症前でも対策を行うことは将来のアレルギー発症の予防にもつながる。ダニのフンや死骸を吸い込むことが原因で起こるので、室内の掃除をこまめに行うことが推奨される。布製のソファやカーペット、ぬいぐるみを置かないことも効果的だという。
○そのくしゃみ、鼻水、鼻詰まりは花粉症? それともダニアレルギー?

セルフチェックシートで「はい」に◯が3つ以上ついた人はダニアレルギーの可能性も。ただし、1つで◯がついた人も予備軍なので事前の対策が重要となる。

○「アトピー性皮膚炎」は"肌の乾燥"と"ダニの死骸やフン"が原因

アトピー性皮膚炎と聞くと幼い頃に疾患するイメージが強いが、横⼭先生によると近年アトピー患者増えており、小児や思春期のみならず、20歳代・30歳代の若い成人においても頻度の⾼い皮膚疾患だという。アトピー性皮膚炎とは、痒みのある湿疹がよくなったり、悪くなったりを繰り返す病気で、皮膚の乾燥とバリアー機能異常が原因と考えられている。疾患をもつ人の多くはアトピー素因をもっていると考えられる。

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