Logitech G、初のラピッドトリガー対応キーボード「PRO X TKL RAPID」を発表
マイナビニュース / 2024年9月18日 15時6分
Logitech Gは9月17日、PROシリーズのゲーミングキーボード新製品「PRO X TKL RAPID」を発表した。磁気式のキースイッチを搭載した同社初のラピッドトリガー(Rapid Trigger)対応のキーボードである。12月の発売を予定しており、ブラック、ピンク、ホワイトの3色展開で、米国での価格は169.99ドルとなっている。
ラピッドトリガーはFPSプレイヤーの間から支持が広がり、現在ゲーミングキーボードの売り上げ上位を占めている。そうしたトレンドをLogitech Gはこれまで静観していたが、同社からついにラピッドトリガー対応キーボードが登場することとなった。
通常、キーボードのキーは一定の位置で入力/入力解除が切り替わる。キーストロークの深さを認識できるキースイッチを用いることで、入力と入力解除で異なるアクチュエーションポイント(反応点)を設定できる。キーが押し込まれた瞬間に入力判定され、戻し始めた瞬間に入力解除されるように設定して、入力と入力解除をより素早く反応させる仕組みがラピッドトリガーである。これにより、タイミングが重要なゲーミングのパフォーマンスが向上する。
PRO X TKL RAPIDは、Logitech Gエンジニアによってカスタム設計された磁気式スイッチを搭載し、アクチュエーションを0.1mm単位で調整できる。
マルチポイント・アクションに対応し、1つのキーで深さの異なるポイントにそれぞれアクションを設定できる。また、キー優先機能を用いることで、SOCD(Simultaneous Opposing Cardinal Directions)の硬直を防ぎ、高速でスムースなコントロールが可能となる。
G HUBのKEYCONTROLにより、ラピッドトリガーやスイッチのトラベル設定、マルチアクチュエーションの割り当て、複数のコマンドレイヤーなどを詳細に制御できる。大会システムによってはサードパーティのソフトウェアのインストールが禁じられるが、PRO X TKL RAPIDはOn-the-Fly Configurationで、G HUBをインストールすることなく、プレイヤーがアクチュエーションポイントやラピッドトリガーを調整できる。
テンキーレスデザインで、本体サイズは357x150x38mm (幅x奥行きx高さ)。オンボードメモリーを搭載し、設定をキーボードに保存可能。ゲームに不要なキーを無効化するゲームモード、LIGHTSYNC RGBを搭載する。
(Yoichi Yamashita)
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