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目黒蓮が『海のはじまり』で見せる日々の成長 村瀬Pが語る「“ただの人”を演じることができる落差」

マイナビニュース / 2024年9月19日 5時0分

画像提供:マイナビニュース

●ブルース・リーが“十番勝負”をこなすように
23日に最終回を迎えるフジテレビ系ドラマ『海のはじまり』(毎週月曜21:00~)。Snow Manの目黒蓮演じる主人公・夏が、自分と血のつながった娘・海(泉谷星奈)の存在を知って人生が変化していく中で、様々な形の“親と子”のつながりを描き、TVerでの総再生回数はスピンオフ特別編を合わせて6,050万を超えている(9月16日時点)。

制作を手がけるのは、これまで『silent』『いちばんすきな花』でタッグを組んできた脚本・生方美久氏、プロデュース・村瀬健氏らのチーム。『silent』に続いての起用となった目黒をはじめ、名優ぞろいのキャスト陣の印象や撮影秘話を、村瀬氏に聞いた――。

○今までの芝居になかった芝居の域の表情

まずは主演の目黒について、「『トリリオンゲーム』やSnow Manとして出ている音楽番組を見ていると、すごくカッコいいじゃないですか。でも、夏を演じるときには、そのオーラを完全に消してる。決してカッコ悪くはないんだけど、“ただの人”を演じることができる落差がありますよね。それを、僕は『silent』のときの想くんよりも今回の夏のほうにより感じます。やっぱり夏に対して、皆さんがイラッとしたり不安になったりして、頼りないと思うことが多々あると思うんです。それを、今日本で一番キラキラした男であるはずの目黒蓮が演じられているというのが、ものすごいことだと思います」と称賛。

また、有村架純、古川琴音、西田尚美、田中哲司、池松壮亮、大竹しのぶといった「本当にお芝居が上手だし、しかもテクニックだけじゃなく心で演じる特別な方々」という名優たちと対峙(たいじ)して演じることによって、「どんどん良くなってるんです」と、話が進むごとに成長を感じているそう。

「1話のお葬式の時に、朱音さん(大竹)に“この7年の水季(古川)のこと、想像はしてください”と言われた時の表情って、今までの彼のお芝居になかった域に入ってたと思うし、弥生(有村)に“私、殺したことがある”と言われて何も言えなくなった時も、今までにはなかった表情をしていましたよね。本当に(映画『死亡遊戯』で)ブルース・リーが一階ごとに敵と戦いながら、だんだん上の階に上がっていく感じで、“十番勝負”をこなしてるんです。名優たちと一人ずつ向き合うたびに、新しい表情が出てる感じがします」

比較的セリフの少ないキャラクターのため、「受けた時の見つめる目線だったり、考える間みたいなもので伝えるものがたくさんある役だと思うんですけど、その表現が圧倒的に広がってきているし、その1個1個が我々の伝えたいものを表現してくれるようになっている。目黒くんのいわゆる演技力というものは、ものすごいと思います」と信頼を寄せた。

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