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缶詰博士の珍缶・美味缶・納得缶 第328回 ホテイフーズのやきとり缶が斜め上に進化中! 第1弾はチーズタッカルビ味だ!

マイナビニュース / 2024年9月20日 13時10分

画像提供:マイナビニュース

「やきとり缶ってマルチプレーヤーですね」と、突然話しはじめた缶詰博士の黒川氏。本題から入るその話し方にもすっかり慣れましたが、えー、何がマルチなんですか?

「冷蔵庫に肉がない時に、いろいろと使えるんです。麺類のトッピングに使うとか、オムレツの具にするとか」

なるほど、肉の替わりに使えると言いたいようです。そんな便利なやきとり缶詰に、新しい味付けが加わったと博士は言います。どんな味付けなのでしょう?

→これまでのお話はこちら

リアルなやきとりに寄せている

今でこそやきとり缶詰は数社が出しているが、初めて発売したのはホテイフーズコーポレーションであります。今から54年前の、1970年(昭和45年)のことであります。

使う鶏肉は国産鶏のみ。本物の炭火で焼きあげてからカットするというこだわりようで、缶詰とはいえリアルなやきとりに"寄せた"製法がウリだ。

しかし、9月1日に発売された2つの新商品は、今までと毛色が違う。ひとつは「チーズタッカルビ味」で、もうひとつは「アヒージョ」なのだ。

どちらもやきとりというよりは鶏肉料理。発売から54年というロングセラー商品が、そんな"斜め上"へ進化しちゃって大丈夫なのか?

ガーリックとチーズの匂いが食欲をそそる

今回は2商品のうちのひとつ「とりチーズ・チーズタッカルビ味」を取り上げる。

内観はまばゆいようなオレンジ色で、やきとりとチーズがソースに浸った状態だ。このソースは韓国料理風のピリ辛ソースで、中にはチーズが溶け込んでいるという。やはり従来のやきとり缶のイメージとは大きく違う。

開缶と同時に立ち上がってくるのは、ガーリックの香ばしい匂いと、チーズのミルキーな匂いだ。食欲をそそる匂いで、すぐにでも箸を付けたくなる。

見た目と違って柔らかいチーズ

中にはひと口サイズのやきとりと、真四角にカットされたチーズが2コ入っている。チーズは一見すると歯応えがありそうだが、とても柔らかい。

ホテイフーズのM氏によると、このチーズは加熱に強い業務用のプロセスチーズなのだそうだ。確かに、殺菌のための高温加熱を経ても、きれいな四角形が保たれている。

この缶詰はチーズタッカルビ味なのだから、チーズが入っていないと話にならない。なので、こんな特殊なチーズを探して採用したわけだ。やるなァ、ホテイフーズ!

炭火焼きの風味が味わえる

かくのごとし。ブロッコリーなどの野菜を耐熱皿でいったん焼き、そこに缶詰の中身(ソースごと)を入れ、シュレッドチーズも加えてさらに焼いた。

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