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新産業革命「AI-driven IoT」で労働者不足の解消を - MODEがイベント開催

マイナビニュース / 2024年9月19日 11時8分

画像提供:マイナビニュース


IoT化を実現するパッケージソリューションを提供しているMODEは9月5日、日本支店設立7周年を記念して、プライベートイベント「MODE CHANGE “AI-driven IoT -社会実装を加速する-”」を東京・有楽町で開催した。

同イベントでは、CEO/Co-Founderである上田学氏が基調講演を行ったほか、CTO/Co-FounderのEthan Kan氏による「BizStack」のアーキテクチャに関する解説、プロダクトマネージャー渡邊飛雄馬氏による提供予定のBizStackの新機能に関する説明が行われた。また、パートナーによるスペシャルセッションや展示ブースも設けられ、活用事例や最新センサーが紹介された。

「AI-driven IoT」がもたらすメリットとは

上田氏の基調講演は「AI-driven IoT- 社会実装を加速する-」というタイトルの下、行われた。同氏は講演で、生成AIの登場は新産業革命にあたり、今後、日本が直面する労働人口不足を解決する切り札になると指摘した。

「最初の産業革命で生産性は2倍、3倍にもなったが、新産業革命である生成AIを使うことにより、生産性も同じように高まる」と同氏。一方で、日本では解決すべき問題として、労働人口の減少がある。労働人口は2005年をピークに、50年の間に約3,500万人減少するが、これは、今の1.7倍の仕事をしないといけないことを意味する。

そこで、「生成AIを使えば1.7倍働かなくても、解決できると考えている」と上田氏は述べた。働き手不足解決の切り札となるのが「AI-driven IoT」だという。

「IoTは今まで、いろいろなセンサーやカメラを活用して、現場を理解していこうというテクノロジーでした。これに対し、生成AIという頭脳が組み合わさることで、大きなブレークスルーが起きたといえます。今までのカメラやセンサーは、人間とのコミュニケーションしかできませんでしたが、生成AIが間に挟まることによって、機械が人間と仕事ができるようになります。チームの一員として働けるようになるところが大きなブレークスルーです」(上田氏)

また同氏は、生成AIのスタートアップが無数に生まれているが、リアルな現場に使っていこうという企業は、グローバルで見てもまだまだ少なく、MODEは現場で生成AIとIoTを活用している数少ない企業であることをアピールした。

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