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30~60代女性の約8割がメンタル不調を感じている! 更年期の実態とは

マイナビニュース / 2024年9月20日 16時37分

画像提供:マイナビニュース

クラシエ薬品は2024年9月18日、「更年期のメンタル不調に関する実態調査」の結果を発表した。同調査は2024年7月8日~7月10日、30代~60代の女性1,236人を対象にインターネットで実施した。

30代~60代の女性1,236人に、直近1年以内感じた「心の不調・お悩み」(※1)について尋ねたところ、30代~60代の女性の全体の81.8%が何らかのメンタルの不調を感じたことがあると回答した。

※1「心・メンタル不調」の症状には次の症状を含む:ストレス・気疲れ、イライラ、意欲・やる気の低下、夜中に目が覚める、不眠・眠れない、怒りっぽい・不機嫌になる、自分に自信がない、不安感・恐怖感がある、記憶力の低下・物忘れ、他人に会いたくない、集中力の低下・ボーっとする、家事や仕事がはかどらない、涙もろい・すぐに泣いてしまう

続いて、更年期世代の前後を含む3世代(※2)でメンタル不調の実態を比較したところ、更年期にあたる世代(45-54歳)は85.0%と最も高いスコアになった。

さらに、更年期前の世代(30-44歳)でも同等のスコア(84.1%)がみられたことから、メンタル不調は比較的早くから現れる傾向が伺える。

一方、更年期後の世代(55-69歳)は他の世代よりも10%程度下がり、メンタル不調が落ち着く傾向がみられた。

更年期後は比較的女性ホルモンの増減が少なくなり、自律神経のバランスも安定することからメンタル不調が軽減する可能性が考えられる。

※2一般的に日本人女性の平均閉経年齢といわれる50歳を基準に前後5年を含む計10年間を「更年期にあたる世代(45-54歳)」としています。更年期にあたる世代の前後をそれぞれ「更年期前の世代(30-44歳)」と「更年期後の世代(55-69歳)」とした。

続いて、具体的な症状別にみたところ、全体では「ストレス・気疲れ」(49.8%)や「イライラ」(38.0%)「意欲・やる気の低下」(34.4%)が上位にあがった。

世代別に比較すると、更年期前の世代と更年期にあたる世代では全体と同様の傾向が見られた一方、更年期後の世代は他の世代に比べて「夜中に目が覚める」(32.7%)や「不眠・眠れない」(28.2%)など睡眠に関するお悩みが多いことが分かった。この結果から、更年期が終わると徐々にメンタルのお悩みが軽減し、内容にも変化が表れる傾向がうかがえる。

日常生活でストレスに感じていることについて尋ねたところ、全体では「将来の不安」が48.6%と最も多いことが分かった。

次いで、「収入・家計・金銭面」(41.6%)、「自身の健康・体調・体質」(41.3%)にストレスを感じているという結果になった。

世代別でストレス要因を比較してみると、年齢による違いが明らかになった。更年期前の世代では「収入・家計・金銭面について」(50.8%)が1位となり、他の世代ではみられなかった「育児」(25.4%)が上位に入る結果となった。更年期前の世代はまだ幼い子をもつ親も多いことから、家計の不安に加えて子育てにおけるストレスも感じていることが分かる。

一方、更年期にあたる世代と更年期後の世代になると、「健康面」に対するお悩みや不安を感じる方の割合が高くなる結果となった。ライフステージに応じて、家計や育児の不安から、自分自身の不安へと、ストレスの要因も変化する傾向が見られた。
(花音)

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