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「プロゲーマーを目指す子ども」への“正しい”応援の仕方とは

マイナビニュース / 2024年9月19日 19時16分

画像提供:マイナビニュース

「プロゲーマーになりたい」

そんな子どもの夢を、親はどのようにサポートできるのでしょうか。

2024年8月10日から12日まで開催された、高校生向けeスポーツ大会「STAGE:0 eSPORTS High-School Championship 2024(STAGE:0 2024)」の全国大会グランドファイナル会場で、選手の親御さんに「どんなサポートを心掛けているか」を聞きました。筆者の主観も交え、健全な取り組み方を探ります。

「見守る」型のサポート

親御さんの意見で多かったのは(子どもの)「健康管理に徹する」「練習の邪魔をしない」でした。

フィジカルスポーツと異なり、eスポーツは疲労感を自覚しづらいので、長時間の練習になりがちです。休息を取るタイミングが難しいため、最低限の声がけとして、親御さんとしては適度な休憩を促すことになります。体調管理の観点では、バランスの取れた食事を提供することも大切でしょう。

<実際の意見>
・練習で夜遅くなることがある
・体調管理のために早く寝るように伝えている

「勉強とのバランスに気をつけている」という意見もありました。eスポーツの活動に時間を費やしすぎて、勉強がおろそかにならないよう、時間管理をしてあげるのも親の役割なのかもしれません。

<実際の意見>
・趣味の範囲で楽しむか、学業と両立してほしい
・失敗したときに逃げ道がなくなる

家庭内でルールを設定するのも手段の1つです。プレイ時間や利用に関する家庭内のルールを明確にし、守らせることも必要になってくるでしょう。

<実際の意見>
・子どもの邪魔をしないことを意識している
・妹たちの泣き声で息子の集中力を削いでしまわないよう気をつけている

ここで難しいのが「制約をかける」ことが「練習の邪魔」につながらないようにすること。子どもがeスポーツを練習しやすい環境を用意しつつ、監督者として最低限の声がけに留めておくのがいいのかもしれません。
「関与する」型のサポート

eスポーツに理解のある親御さんからは、積極的なサポートについて話を聞くことができました。子どもの夢をさらに後押しできるように、プロゲーマーになるための情報を集めて提供しているとのことです。

<実際の意見>
・プロチームやアカデミーの募集情報を集めて子どもに伝えている
・最初は親である自分が情報収集していたが、最近は子どもが自主的に情報を集めて、自分で応募するようになった

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