男性の頭皮ケア、年代によって意識に違いは? 高級理容室スタッフに聞く!

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髪と頭皮の悩みに年齢、性別は関係ないとは思うのですが、実際のところ、世代によって意識に違いはあるのでしょうか? 日々の業務で多くの男性に施術している高級理容室「ヒロ銀座」のスタッフ(理容師)さんにアンケートで聞いてみました。

○若年層の方が頭皮を気にしてる?

今回の設問は以下の通り。

男性の頭皮ケア事情について、お客様の年齢別に意識の違いなどについて思うことを詳しく教えてください!

ヒロ銀座の皆さんからはこんな回答が届きました。

年齢が高い人に比べ、若い人ほど頭皮ケアに意識を向けている人が多いと思います。 自分の周りの友人にも、AGAの薬を飲んだり、育毛トニックを使ったり、亜鉛のサプリを飲んだりと気を使ってる人が多い印象です。(勤務地：東京都、理容師歴5年、男性)

意外と若い世代の方が意識が高いと思います。薄毛になってからというよりも、ならないようにケアしたいという方が多い印象です。(勤務地：北海道、理容師歴12年、男性)

これは意外! 若い人の方が頭皮ケアに対する意識が高いということなのでしょうか。

20代後半から気にされる方が多いです。「抜け毛が増えた」とか「おでこの広がり」などの理由から気になり始めるようです。(勤務地：東京都、理容師歴7年、女性)

何らかのきっかけで頭皮ケアに意識を向ける人も多そうですね。

20代から気にされている方が多いと思います。40代からは薄毛に対する抵抗感が二極化するイメージです。(勤務地：愛知県、理容師歴3年、男性)

20代でも気にしている方が多いです。トニックに興味を示す方もいらっしゃいます。40代くらいになると諦めている方もいれば、パーマなどで抵抗する方もいらっしゃいます。(勤務地：東京都、理容師歴6年、男性)

20代～30代の方は、薄毛ではなくても気にしている(周囲の目を気にしている)方が多いです。 40代以上の方は気にしている人と、全く気にしていなかったり年齢的に諦めていたりする方が半々になるような気がします。(勤務地：東京都、理容師歴7年、女性)

20～30代は対策に前向きな人が多く、40代以上は諦めているか、受け入れている人が多い印象です。(勤務地：埼玉県、理容師歴4年、男性)

頭皮ケアに力を入れるのか、それとも自然の流れに任せるのか……。40代くらいが分かれ目なのかもしれません。

10代～20代は髪の毛の痛みを気になさる方が多く、30代～40代は頭皮や匂いを気にされる方が多い印象です。50代～60代以降は毛髪の密度を気にしている方が多いと思います。(勤務地：東京都、理容師歴8年、男性)

20代の頭皮への関心は薄いようです。30代～40代は臭い、乾燥、フケ、カユミを気にされています。(勤務地：神奈川県、理容師歴8年、男性)

このように、同じ毛髪・頭皮の悩みでも、年代によって内容が異なるという回答を寄せてくれた理容師さんもいらっしゃいました。

年齢に関係なく、髪の毛が細くなってきたと実感された方が気にし始めていると思います。(勤務地：東京都、理容師歴20年、男性)

この道20年のベテラン理容師さんからの回答です。確かに、頭皮・毛髪に変化が表れたと自覚したときが、頭皮ケアに意識を向け始めるスタート地点なのかもしれません。
（マイナビニュース編集部）