1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. IT
  4. パソコン

「Microsoft Flight Simulator 2024」再現度が新たな高みに、新モードも

マイナビニュース / 2024年9月20日 11時33分

画像提供:マイナビニュース

米Microsoftは9月19日(現地時間)、「Microsoft Flight Simulator 2024」(以下MSFS2024)の予約販売を開始した(11月19日発売予定)。このフライトシムの最新作は、グラフィックスがさらに強化され、地上のディテールが向上し、気象現象をよりリアルに体験できる。また、操縦を学び、様々な任務をこなす「キャリア」システムや、他のプレイヤーとの競争を楽しめる「チャンジ・リーグ」など新要素も豊富である。前作(Microsoft Flight Simulator:MSFS)で一部のプレイヤーを悩ませた大きなインストールサイズが大幅に縮小され、気軽に導入できるようになった。

MSFS2024では、仮想環境の詳細度が4000倍に引き上げられ、岩、小さな石や砂利、草なども3Dでモデリングされている。この地表の変化は飛行機の離着陸にも影響を及ぼすため、緊急着陸や滑走路以外の場所での離着陸の際は、安全に行える場所を選ぶ必要がある。

空と大気のライティングが改良され、日の出/日の入り時の雲の構成による色の変化、全ての光源に対する温度がより正確に再現される。新たな雲の種類として巻雲などが追加され、より高層の大気をシミュレートできるようになった。ダイナミックな天候も改善され、嵐やその他の気象現象の変化がよりリアルで迫力のあるものとなった。

動物の種類も増加した。野生動物は、適切な生息地に現実に基づいた密度で配置されており、自然環境の動物を観察できる。家畜は牧畜地帯に配置され、広大なフィールドでは羊の群れや牛の群れをヘリコプターで追うことができる。

他にも、リアルタイムの船舶追跡機能、ヘリパッド、グライダー空港、石油掘削施設、飛行の障害物となる垂直構造物など、MSFS2024の仮想環境で現実の世界がよりリアルに再現されている。

機体シミュレーションでは、新たに熱気球やパラシュートなどソフトボディのシミュレーションが追加された。気球は6400面にわたってシミュレートされ、ヒーターから熱い空気が送り込まれて風船が膨らみ軽くなっていく様子を体験できる。横断幕も物理シミュレートされて、風の力を受けてはたはたと動く。

また、フライトの計画、天候などのブリーフィング、アビオニクス・システムなど、プリフライトの全てを体験できるようになった。新しいフライト・プランニング・ツールは、航空会社のディスパッチャーが使用しているのと同様のツールを使って、小規模なフライト・プランから大規模で複雑な経路までサポートする。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください