神尾楓珠、ドラマ会見で主題歌熱唱「言葉にならないです」 北香那は感涙

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フジテレビ系スペシャルドラマ『最寄りのユートピア』(25日22:00～)の制作発表会見が22日、都内の同局湾岸スタジオで行われ、神尾楓珠が山村隆太(flumpool)のギターで生歌を披露した。

○神尾ファミリーでデビュー!?

神尾は今作で、ミュージシャンとして成功することを夢見て、路上ライブを中心に活動するシンガーソングライターの主人公・工藤隆司を演じ、ギターの弾き語りをドラマ初披露。今回、書き下ろされたメインテーマ「背中合わせ」は、劇中で隆司が偶然出会った木崎夕莉(北香那)と過ごす時間の中で、本楽曲を制作しながら心を通わし人生に希望を見いだしていくということで物語の重要なカギを握るものとなっている。

弾き語りシーンは、「大変でしたね。不安がずっとあったんですけど、皆さんのおかげで何とか撮影し終えることができて、ホッとしてます」と心境を吐露する神尾。車での移動中も練習し、「やっぱガタガタするからめっちゃ難しくて。でもミュージシャンの方も移動中にやってるのかな」と想像するも、本職の山村は「車の中で弾いたことはないよ(笑)」と実情を明かした。

北は「前から弾けてたんじゃないかと思うくらい、ずっと“すごい、すごい!”って感動してました」「歌が本当にお上手で、感情がグッと入るので、お芝居の手助けをしてもらっていました」と感謝。山村も「路上ライブのシーンで隣で歌を聴いたときは、泣くシーンじゃなかったんですけど、感情をそのままわしづかみにされた気持ちになりました」と絶賛する。

これを受け、神尾が「ここから逃げたいです」「人生で“歌がいい”って言われたことがなかったので、家族がみんな本当にうまくて“あんたは下手だ”と言われて育ってきたので」と困惑すると、山村は「神尾ファミリーでデビューしたら?(笑)」と提案していた。

○歌い終えて高揚感「めっちゃフワフワしてます」

そんな流れの中で、神尾が生歌を披露することに。大きなため息をつきながら「頑張ります」「しっかり心を込めて歌いたいと思います」と気合いを入れ直して歌唱すると、スタジオに集まった100人の観客を魅了させた。

歌い終えて「なんか高揚感がありますね。めっちゃフワフワしてます」「言葉にならないです」と心境を明かす神尾に対し、隣で聴いた北は感動で涙ぐみながら「役のままの感じがある中で、ここで隆司が山村さんと一緒に歌ってるんだ!っていう感動がありました」と感情移入した様子。

山村は「ギターで伴奏するというのは実は初めてだったんです。“神尾くんの歌届け!”という気持ちで弾きたくなるボーカリストだと思ったので、普段メンバーもこんな気持ちでやってくれてたらいいな(笑)」と期待を述べていた。
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