フックアップ、小型モニター「iloud Micro Monitor」に「Pro」モデルを追加

画像提供：マイナビニュース

フックアップは、伊IK MultimediaのARC音響補正に対応した小型モニター「iLoud Micro Monitor Pro」の販売を2024年9月26日に開始する。2つのパッケージで展開し、ペアで販売する「iLoud Micro Monitor Pro Pair」の希望小売価格は96,800円、1本で販売する「iLoud Micro Monitor Pro Single」の希望小売価格は48,400円。

「iLoud Micro Monitor Pro」は、コンパクトなパワードモニター「iLoud Micro Monitor」の2倍のパワーを装備した上位モデル。スペースに余裕のないデスクトップでも、ニアフィールドリスニングに最適な音質とバランスを提供する。

独立設計になった電源と音声入力（XLR/RCA）、リニアフェーズクロスオーバー、ARC音場補正機能、X-MONITORへの対応、42Hz～22kHz（-10dB） までをカバーする周波数特性など、同サイズ、同価格帯のスピーカーの倍以上のスペックを誇る仕様になっているという。

最新のARCキャリブレーション機能を内蔵し、「iLoud Micro Monitor Pro Pair」にはARC MEMSマイクが付属する。ARC MEMSマイクを本体に装着し、コンピューターにUSBで接続して専用ソフト「X-MONITOR」を起動すると、4ポイントでの精密な測定、解析、ルーム補正を行なってくれ、信頼性の高いモニタリング環境を構築できる。素早くセットアップしたい場合はリアパネルの「CAL」ボタンを長押しすることで、コンピューターを使うことなく、1ポイントでの測定、解析、ルーム補正を適用することもできる。「X-MONITOR」には、スタジオ定番モニターの周波数と位相特性をエミュレートした「ボイス」も、20種類以上収録されているので、過去に聴き慣れた機種、クライアントが使っている機種のボイスを選択すれば、ミックスを客観的に判断するのに役立つ。

本体底面には、折りたたみ可能な角度調整スタンド、マイクスタンド対応の3/8インチネジ穴を用意しているので、さまざまな条件下での設置が行える。前述の通り、電源、音声入力とも独立設計になっているので、リンクケーブルの制限を受けることなく、配置の自由度も高まっており、イマーシブ環境でもセットアップが簡便になっている。