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三谷幸喜監督、フィンランド訪問し観客爆笑 『スオミ』第37回ヘルシンキ国際映画祭で上映

マイナビニュース / 2024年9月26日 5時0分

その後、三谷もお客さんに交じって鑑賞。上映中には5人の夫たちのコミカルなシーンはもちろん、「コスケンコルヴァ」というフィランドの伝統的な蒸留酒の名前が出てくると、大きな笑い声が。最後のミュージカルシーンでは、「ヘルシンキ」に合わせ手拍子が起こり、歌詞にヘルシンキの名所が飛び出すと、さらに会場は爆笑の渦に!!

さらに、上映後には三谷監督によるティーチインとファンとの交流会も実施!! 上映後のティーチインで観客と今作を観た感想を聞かれた三谷は「正直、脚本を書いて映画を作っている時はそんなつもりはなかったんですが、出来上がってみると、今作ほどヘルシンキ国際映画祭にピッタリな作品はないなと思いました。(会場笑)」さらに、「今は、日本の監督の中で一番ヘルシンキに詳しいと思います」と語る三谷に、観客から「今回、ヘルシンキやフィンランドについて事前に勉強されたかと思いますが、フィンランドに実際来てみていかがですか?」と質問されると、「すごく日本と似ているなと感じました。住んでいらっしゃる皆さんの温かさとやさしさ、少し控えめな所もあって、日本人と通じるものを感じました」と離れたフィンランドと日本の意外な共通点を語る一幕も。また、「コスケンコルヴァはお好きですか?」の質問に、「僕はお酒がほとんど飲めないですが、今日はこんな素敵な日になったので、コスケンコルヴァを初めて飲みたいと思いました。主人公の名前をスオミにして良かった!」とコメントすると、客席からは大きな拍手が起こり、温かな空気のまま、ティーチインは締めくくられました。

作品の感想を聞かれた現地のファンからは「演劇的なところがあって、とても楽しかったです。歌(ミュージカルナンバー「ヘルシンキ」)を聞きながら、こんなに笑ったのは初めてです」「フィンランドのことを世界に知らせてくれて嬉しい」「いろんな要素がある中で、面白さが一番伝わって楽しかった」などの声があがりました。

三谷に改めて今回の映画祭について尋ねると「こちらの方に受け入れて頂けるか、頂けないか僕はけっこう心配で…“ふざけんな!”とか言われたらこの映画を作った意味がない…!とさえ思っていたんですが、皆さん喜んで頂けて、ほっとしています」と安堵の表情。また、ヘルシンキならではのお客さんの反応を聞かれると、「ミュージカルシーンで、瀬戸康史さんが建築家のカール・ルードヴィヒ・エンゲルになって登場するシーンは盛り上がっていましたね。エンゲルすごいな…!と思いました」と、ご当地・ヘルシンキならではの笑いに驚いていました。

また、映画祭の前には三谷が作詞したミュージカルナンバー「ヘルシンキ」に出てくるヘルシンキの名所にも訪問。”カウッパトリ(港近くにあるマーケット)“近くの“カタヤノッカ(静かな港湾地区)“から出ている船の上から、”ウスペンスキー大聖堂“を眺め、建築家のカール・ルードヴィヒ・エンゲル(※19世紀のフィンランド建築上、最も著名な建築家)が設計した“ヘルシンキ大聖堂”を訪ねました。”スオミ”が憧れ続けた街を実際に回った感想を聞かれた三谷は、「今日初めて僕は、ヘルシンキの街を回って、歌詞に出てくる場所を観て、自分の目で確かめることができて、本当に幸せな経験をしました!」と余韻を噛みしめました。

(C)2024「スオミの話をしよう」製作委員会
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