山本昌、高校野球の7イニング制導入案に私見「おそらくですよ?」「現場は…」

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元プロ野球選手で野球解説者の山本昌氏が16日、YouTubeチャンネル『【東海テレビ公式】ドラHOTpress』で公開された動画「山本昌&山崎武司 プロ野球 やまやま話『高校野球が7回制に?』」に登場。高校野球における、7イニング制への変更案に私見を述べた。

○山本昌、高校野球の7イニング制変更案に私見

夏の猛暑や、選手の健康面を考慮して、7イニング制への変更の議論が進みつつある日本の高校野球。しかし、山本氏は「おそらくですよ? 現場は全然望んでないと思うんですよ」「現場は9回、野球は9回ってことで(考えている)」と予想。「たしかにここ数年、僕らが昔やってた頃よりも平均気温で2度3度上がってるくらいの」「その辺でね、たしかに厳しい面はあるけども……」とこぼす。

一方、山崎武司氏からは「野球が変わっちゃうんですよね」という指摘も。これには山本氏も「野球が変わると思いますよ」と共感を示しつつ、「今年の甲子園を見てると、球数制限っていうものがあって、上位に進んだチームは地区大会から勝ち上がってくるなかで、『ふたりのエース』っていうキーワードがあって。どこのチームも、背番号10番、11番と1番が交互に先発したり、なんなら1番は最後の抑えとかそういうチームが多かった」と自身の印象を語っていた。

【編集部MEMO】
プロ野球生活32年、50歳まで現役を続けた山本昌氏。NPB史上初となる50代での登板など、投手として数々の最年長記録を保持している。自身が現役を長く続けることができた理由として、YouTubeチャンネル『上原浩治の雑談魂』にゲスト出演した際には、「工藤(公康)さんの存在も大きかった」「あの人が長くやったんで、僕はその獣道を後ろから歩いて、気づいたら45歳」「それまで『球界最年長』と言われないんで、注目されないんですよ」などと語っていた。
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