1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. IT
  4. IT総合

アイ・オー・データ、NASデータのクラウドバックアップサービスを提供開始

マイナビニュース / 2024年9月25日 18時4分

画像提供:マイナビニュース

アイ・オー・データ機器は9月25日、NAS(Network Attached Strorage)ブランド「LAN DISK(ランディスク)」のデータをクラウドへバックアップする新サービス「NarSuSクラウドバックアップ」の提供を開始した。なお、価格は容量1TB、期間が1年のライセンス「NCB-1TB/1Y」で3万6300円(税込)。

○「NarSuSクラウドバックアップ」を提供開始

近年、国内では自然災害による被害が増加傾向にあることから、企業におけるデータバックアップの重要性はBCP(事業継続計画)の観点から高まっている。しかし、複数の拠点を持たない企業(特に中小企業)においては、遠隔地にバックアップ環境を構築するなどの対策が困難な問題があるという。

新サービスは、国内法に準拠した国産クラウドを採用し、BCP対策だけでなくデータ主権の確保においても信頼性の高いデータ保護環境を提供する。また、NASメーカーである同社が提供することで、オンプレミスからクラウドまで、データの保存を一気通貫でご提供し、ユーザーは必要なサポートを1つの窓口で受けられる。

特徴として、複数の拠点を持たない企業でも手軽に遠隔地へのバックアップが可能なほか、国産クラウドを採用し、国内法に従った運用を行うことで、データ主権を確保。また、NASメーカーが提供するため、オンプレミスからクラウドまで、データの保存を一気通貫でサポートする。

さらに、オンプレミス、クラウドの利点を組み合わせることでBCP対策にかかる費用を抑えて、効果を実現することに加え、万が一の事態においてデータの復元が必要となったユーザーに対して負担を強いることがないよう、データの復元には追加の費用はかからないという。そのほか、簡単な操作でバックアップ設定が完結できるため、クラウドの利用が初めての方でも迷わず利用できるといった利点を持つ。

新サービスの対象となる企業は自然災害によるデータ消失に不安を抱える企業、複数拠点がなく遠隔地へのバックアップが難しい企業、ITに詳しくない担当者でも簡単に運用したい企業などとなる。

そのほか、NASの保守・管理会社も使用でき、遠隔から各種設定が可能なため、機器の設置場所に訪問する作業を削減し、保守業務を効率化することを可能としている。

対象のNASシリーズは、HDL6-HABシリーズ、HDL4-HAEXBシリーズ、HDL2-HABシリーズ、HDL2-HAB/TM5シリーズ、HDL4-HAB-UBシリーズ、HDL4-XABシリーズ、HDL2-XABシリーズ、HDL2-XAB/TM5シリーズ、HDL4-XAB-UBシリーズ。

同社では、NASのディスク故障に備えた冗長化、本体故障や誤ったデータ消去およびランサムウェア攻撃に対する復旧策としてのローカルバックアップ、そして今回の災害に備えたクラウドバックアップと、目的に応じた安全なデータ保存環境を提供する。今後も、ニーズに合わせた新たなサービスの開発に取り組む考えだ。
(岩井 健太)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください