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三菱自動車「アウトランダー」がマイナーチェンジ! 何が変わる?

マイナビニュース / 2024年10月9日 13時30分

最上級モデルのセミアニリンレザーシートはデザインを変更し、新色の「ブリックブラウン」を採用した。前2席には「シートベンチレーション」を採用。背中に熱がこもるのを防ぐ装備で、ユーザーからの要望が多かったそうだ。細かい点ではルームミラーがデジタルタイプになったり、室内照明がLED化していたり、ペダルがアルミになったりしている。

より快適な室内空間を演出する重要なアイテムである車載オーディオは、メーカーをBOSEからヤマハに変更。「ダイナミックサウンドヤマハプレミアム」は標準装備で、上級モデルには同システムを音質的に凌駕する「ダイナミックサウンドヤマハアルティメット」を搭載する。

ヤマハのオーディオを選択した理由は「企業としての価値観が同じだった」ことと「電機メーカーよりは楽器メーカーにしたかった」ことの2点だという。
クルマとしての性能はどうなった?

PHEVシステムの走行性能では、搭載するリチウムイオンバッテリーの容量を約13%アップの22.7kWhに増やした。EV航続距離は「M」グレードで87kmから106km、その他グレードでは83kmから102km(いずれもWLTCモード)へと約20km向上。ついに100kmオーバーを達成した。システム出力も20%アップしている。

サスペンションの最適化や新開発タイヤの採用により、欧州ブランドに負けない上質で安心感のある走りになったと三菱自動車の開発陣は自信を示す。今回は試乗できなかったので、こちらはまた機会を見てお伝えしたい。

現行アウトランダーは2021年12月の発売以来、予定をオーバーする累計3.5万台が売れたという。その理由は、さまざまなパワートレインがある中で、現状では最も理想的と思われるPHEVシステムを早くから採用したSUVタイプの4WDという商品としてのアドバンテージにあるのだろう。

改良に伴い、価格は526.35万円(M 5人乗り)~659.45万円(P エグゼクティブパッケージ 5人乗り)/668.58万円(同7人乗り)へとアップした。ちなみに、従来型の価格は499.51万円(Mの5人乗り)~630.41万円(BLACK EDITION 7人乗り)だった。

走りに関しても非常に印象が良かった現行アウトランダーだけに、より洗練されたという新型に早く乗ってみたくなった。

原アキラ はらあきら 1983年、某通信社写真部に入社。カメラマン、デスクを経験後、デジタル部門で自動車を担当。週1本、年間50本の試乗記を約5年間執筆。現在フリーで各メディアに記事を発表中。試乗会、発表会に関わらず、自ら写真を撮影することを信条とする。RJC(日本自動車研究者ジャーナリスト会議)会員。 この著者の記事一覧はこちら
(原アキラ)



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