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電通デジタル、コマース×AIで創出される新たな購買体験の事業戦略を説明

マイナビニュース / 2024年9月26日 14時48分

今回発表された「Commerce AI Lab.」は、電通デジタルの知見を掛け合わせた複数の取り組みを通し、EC担当者の業務を効率的かつ迅速にサポートすることに留まらず、顧客1人ひとりに沿った最適な購買体験創出と新たな価値創造を提供するための取り組み。

現在は「対話型コマース」「商品DNA作成」「AIペルソナ」「対話型レビュー作成」という4つの取り組みを行っている。
○対話型コマース

ECサイト上において、AIチャットとの対話を重ねることで顧客の潜在的なニーズを引き出し、パーソナライズされた購買体験を提供するもの。また、チャット記録を通して顧客インサイトを含めたさまざまな情報を収集し、今後の事業戦略に活用することが可能。

ユーザーの潜在欲求を引き出し、欲しいという気持ちを創出する取り組みで、説明会では、20代からの薄毛予防に対する質問に関してのデモンストレーションが行われていたように、「リアルでは相談しにくい悩みもAIには話しやすい」という特性が活用されている。

○商品DNA作成

商品の基本情報に加えて、過去の顧客レビューなどをもとにAIが顧客の求める商品情報を新たに作成し、より顧客それぞれの好みに合った選択肢で商品を選べるようレコメンド機能を使った情報提供を行う。

また、レコメンドされた衣類などの商品はECサイト上でバーチャル試着することもでき、実店舗と同様に納得して購入することが可能となっている。

○AIペルソナ作成

電通グループ独自の大規模調査データの活用によってAIペルソナを作成し、そのペルソナと対話を重ねることで、ターゲット層に響くような商品・サービスや事業戦略のアイデアの創出を短期間かつ低コストで実現する。

○対話型レビュー生成

商品購入後のレビュー作成において、レビュー生成AIとの対話を通じた情報収集をもとに、レビュー生成からECサイトへのレビュー投稿までの一連の作業をすべてAI活用で実施する。高品質なレビューを簡単かつ大量に生成することで、顧客の購買意思決定をサポート。

そのほかにも、同プロジェクトでは、国内外のプラットフォーマーやクライアント企業との協業を行うなど、さまざまな取り組みの実施を随時、企画・検討しているという。

今後も電通デジタルは、企業の抱えるコマースマーケティングの事業課題の解決に向けて、最適なAI活用施策を創出し、豊かな顧客体験実現を通した企業の事業成長に貢献していきたい考え。
(森歩美)



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