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編集部がkintoneで業務アプリを作ってみた 第3回 個人が撮影した「報道用写真」を共有したい!

マイナビニュース / 2024年9月27日 11時0分

画像提供:マイナビニュース

本連載では、『プログラミング言語恐怖症』の筆者が、サイボウズが提供するノーコード開発ツール「kintone(キントーン)」を使って気ままに業務アプリを作り、それを紹介している。前回は、バラバラに管理していた取材の企画書を一元化・可視化し、編集部内のメンバーとも共有できるアプリを作った。

今回は、企業のロゴや人物の写真といった記事で使用する素材を、編集部内で共有できるアプリを作ろうと思う。自分で撮影もしくは取得したあらゆる素材を編集部のメンバーで共有することで、記事作成の手間を省き、効率を上げることが目的だ。

kintoneによるアプリ開発にはだんだん慣れてきたが、まだまだ素人だ。開発するアプリのクオリティには目をつむっていただきたい。
みんなが撮影した素材を共有したい!

今回、開発したいのは、編集部のメンバーが取材などで撮影した写真・動画や、企業から配布された発表会のプレゼンテーション資料といった、記事内で使えそうな素材を編集部全体で共有できるようにするアプリだ。

例えば、ある企業の本社ビルに掲げられたロゴの写真や、インタビューで撮影した社長の写真、話題となっている新製品の発表会で撮影した動画など、個人で取得した素材を編集部全員でシェアしたい。

マイナビニュースでは、「ワーク&ライフ」や「エンタメ」、「デジタル」、「テック」など、チャンネルが多岐にわたる。そのため、すべての編集部が共通で使えるようなストックフォトサービスを利用している。報道用に特化したストックフォトサービスではないため、企業ロゴといった素材が少ない。

筆者が所属しているTECH+の編集部では、報道系の取材が比較的多いため、自分で撮影したさまざまな素材を個人で保管している。たまにSlack上で共有したり、「○○さん、この記事のこの写真を使いたいので、共有してもらってもいいですか」と直接メッセージを送ったりすることもある。

これが面倒なので、あらゆる素材を一括で管理・共有できるアプリを開発したい。素材を共有する環境を整えることで、編集部のメンバーが今まで以上に素材を集めようとしてくれるかもしれない。乏しいkintoneの知識を生かして、早速アプリを作っていこう。

たった5分で「素材共有アプリ」が出来上がり

前回・前々回と同様、自分で一からkintoneのアプリを作りたいので「はじめから作成」を選択する。なお、kintoneのアプリでは、既存のExcelファイルやCSVファイルなどを読み込んで作ることもできる。また、さまざまな業務に使えるひな形(サンプルアプリ)が用意されおり、顧客管理アプリ、日報アプリ、案件管理アプリ、交通費申請アプリ、アンケートアプリなど、すぐに使えるアプリが多い。

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