1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. IT
  4. IT総合

IBMとNASA、気象・気候に適したオープンソースのAIモデルをHugging Faceで公開

マイナビニュース / 2024年9月27日 11時26分

重力波は、大気中に遍在しており、雲の形成や航空機の乱気流など、気候や気象に関連する多くの大気プロセスに影響を与える可能性がある。従来、既存の数値気候モデルは重力波を十分に捉えておらず、重力波が気候プロセスにどの程度正確に影響を与えるかという点で不確実性につながっていた。この気象・気候基盤モデルは、科学者が重力波の発生をより正確に推定し、数値気象・気候モデルの精度を向上させ、将来の気象・気候現象をシミュレーションする際の不確実性を抑制するのに役立つという。NASA-IBM Prithviモデル・ファミリーの一部としてHugging Faceで公開されている。

すでに、IBMは新しい別の気象予測ユースケースでモデルの柔軟性をテストする目的で、カナダ環境・気候変動省(ECCC)と協業し、モデルを使用してリアルタイムのレーダーデータを入力として取り込む降水ナウキャストと呼ばれる手法を使って、短期の降水量予報を模索している。また、15kmの解像度での全球モデル予報からkmスケールへのダウンスケーリングアプローチもテストしている。
(岩井 健太)



この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください