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山田祥平のニュース羅針盤 第457回 Pixel Watch 3はうまくサボってバッテリ駆動時間を改善

マイナビニュース / 2024年10月1日 6時0分

画像提供:マイナビニュース

Google Pixel Watch 3が発売された。Googleのスマートウォッチのシリーズで、すでに三世代目となる製品だ。今年は、従来の41ミリ径モデルに加えて45ミリ径モデルが追加されている。

より大きくなった文字盤は、多くの情報を明確に表示することができ、複雑化するスマートウォッチの情報表示をよりわかりやすくしてくれる。従来と同じ41ミリ径モデルも、ベゼル幅が縮小し、表示面積が10%広がり、以前のモデルよりも視認性が高まっている。

ウェアラブルデバイスは、寝るときもつけているのが望ましいので、多少小さい方がいいという声もよくきくのだが、通知の表示などが頻繁に表示されることを考えると、やはり大きくて一度に表示できる情報量が多いのはうれしい。

明るさも以前のモデルの2倍になったという。だから炎天下のもとでも比較的高い視認性を確保できている。

○スキを見てバッテリ消費を節約するPixel Watch 3

Pixel Wachは、バッテリ駆動時間が短い印象があったのだが、今年のモデルはそうでもないように感じる。乱暴な言い方をすればサボリ方がうまくなった。常時表示ディスプレイを有効にしても1日中使えることをめざしているし、実際、それができるようになった。

機械学習によって睡眠を検知し、自動的におやすみ時間モードが有効になるなど、スキを見てバッテリを節約しようとする。カタログスペックでは36時間のバッテリ駆動時間とされているし、実際、そのくらいもちそうな印象だが、やはり毎日の充電が望ましい。寝る前か起床後すぐに1時間ほど充電するといった習慣を定着させればバッテリ切れで特に困ることはなさそうだ。
○ランニング機能が進化。PCではデータが見られなくなった

前世代機と比べたとき、画期的な機能が加わったわけではない。ただ、細かいところで洗練度が高まっている。また、ランニング体験について、より包括的なサポートができるようになっている点が新しい。Fitbitサービスとの連携についても従来機同様だが、ランニングダッシュボードなどが追加され、ランニングスポーツにはより便利になっている。

Fitbitサービスは、スマートフォンで運動やヘルスヒストリーを確認できるのに加えて、パソコンの大きな画面にブラウザでサービスサイトを表示させ、自分の健康について事細かに分析することができるのがよかったのだが、数カ月前からPCブラウザがサポートされなくなってしまった。

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