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セイコー プレザージュとポータークラシック、永く愛される「クラシック」テーマの機械式時計

マイナビニュース / 2024年10月1日 14時13分

画像提供:マイナビニュース

セイコーウオッチの「セイコー プレザージュ」ブランドから、アパレルブランド「ポータークラシック」とのコラボレーションモデル(SART005)が登場する。11月9日に発売し、価格は31万200円、世界限定500本(うち日本国内250本)。

プレザージュは日本の伝統工芸を時計作りに融合し、機械式時計によって日本の美意識を世界に発信するセイコーウオッチのブランド。一方のポータークラシックは吉田克幸会長と吉田玲雄代表取締役が創業したブランドで、メイド・イン・ジャパンにこだわり、永く使える安心と感動ある商品作りをコンセプトに掲げる。

今回のコラボレーションにおいては、世代を超えて愛される(ポータークラシック)、伝統の継承と発信(プレザージュ)といった両者に共通する思いが、キーコンセプト「クラシック」という出発点になった。

ベースモデルとなったのは、セイコーが1913年にリリースした国産初の腕時計「ローレル」だ。ローレルはシンプルながら個性的なダイヤルデザインを持ち、今回のSART005にもローレルのエッセンスをふんだんに取り入れている。

オリジナルのローレルは懐中時計のような本体が特徴的だが、SART005でもその独特なプロポーションを再現。ダイヤルにはオリジナルと同じ素材の琺瑯(ほうろう)、さらにポータークラシックならではの特別仕様として黒琺瑯を採用し、シックで存在感あるデザインに仕上げた。この黒琺瑯ダイヤルは、琺瑯職人の横澤満氏によって一枚ずつ作られている。

6時位置には24時間表示のサブダイヤルを配置(オリジナルはスモールセコンド)。時分針と24時間針はオリジナルと共通する繊細な形状とし、アラビアインデックスもオリジナルの書体を忠実に再現している。ケースの裏ぶたには、ポータークラシックの創業当時のロゴと、シリアルナンバーを記した。

丸みのある可動ラグは新たに開発したもの。懐中時計のチェーンや紐を取り付ける輪状の部品から着想を得たという。合わせてコードバン製の黒い引き通しストラップも開発し、付け替え用として茶色のコードバンストラップが付属する。このストラップ、ケースに接する部分をやや幅広として着け心地に配慮したほか、一般的なストラップよりも穴の数を増やして長さの調整域を大きくしている。

製品が納められる特製ボックスは、古くから使われてきた桐箱をベースにした重箱仕様。ポータークラシックの世界観を黒塗りで表現し、二段の重箱構造に時計本体と付け替え用ストラップを収納しておける。

ケース素材:ステンレススチール(表面硬化技術のダイヤシールドを加工)
ケースサイズ:外径35×厚さ12.3mm
風防:ボックス型サファイアガラス(内面無反射コーティング)
ストラップ素材:コードバン
防水性能:日常生活用強化防水(5気圧)
ムーブメント:手巻き付き自動巻き機械式「キャリバー6R5H」
パワーリザーブ:約72時間
(林利明)

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