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「Windows 11 2024アップデート」提供開始、OSを入れ替える大規模更新

マイナビニュース / 2024年10月2日 5時32分

画像提供:マイナビニュース

米Microsoftは10月1日(現地時間)、Windows 11の2024年の大型アップデート「Windows 11 2024 Update」(Windows 11 24H2)をリリースした。ここ数年続いていた追加的なアップデートとは異なり、2024 Updateは新たなAI体験を提供するための基盤要素を含むOSの全面的な入れ替えになる。

Windows Updateを通じたアップデートは、互換性が確認された対象デバイスから段階的に提供が拡大される。最初は、Windows 11 22H2および23H2で動作し、[設定]の[Windows Update]で[利用可能になったらすぐに最新の更新プログラムを入手する]をオンにしてある対象デバイスに、2024 Updateが自動的に適用される。

初期ロールアウト完了後は、Windows 11 22H2および23H2で動作する残りの対象デバイスに拡大される。これらのデバイスでは、アップデート可能になるとシステムトレイに通知が表示され、[Windows Update]において[ダウンロードとインストール]を選択して手動で適用できる。

アプリケーションの非互換性など問題が検出された場合、セーフガードホールドが適用され、問題が解決するまでアップデートが保留される可能性がある。Windowsを最新の状態に保つためには、使用しているアプリケーションのアップデートも重要である。

Windows 11 2024にはCopilot+ PC向けの機能が多数含まれるが、ここではすべてのWindows 11 PCに提供されるWindows 11 2024の主な新機能を紹介する。システムトレイ、ファイルエクスプローラー、設定などを改善する便利な追加機能が数多く盛り込まれている。

システムトレイのクイック設定が一新された。スクロール可能なユーザーインターフェイス(UI)が導入され、ドラッグ&ドロップで項目を自由に入れ替えられるようになった。クイック設定からライブキャプションへのアクセスが容易になり、ネットワーク接続もより直感的で分かりやすいUIに改良された。

ファイル・エクスプローラーは、ホームのデザインが改良され、最近使用した項目、お気に入り、共有ファイルがタブビューに統合された。ファイル・エクスプローラーを含むWindows 11全体のコンテキスト・メニューが更新され、コピー、切り取り、名前の変更などアイコン化された操作メニューにラベルが付いてわかりやすくなり、より大きくなって操作しやすくなった。PNGファイルのメタデータの編集に対応し、情報を追加できるようになった。 さらに、[圧縮先...]機能に7-zip(.7z)およびTAR(.tar)形式での圧縮が追加された。

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